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今更だけど、Nikon Df ② フォクトレンダー55mm Nokton F1.2

買いなおしたDfに合わせて、レンズも新調しました。
今回ご紹介するコシナ・フォクトレンダー Nokton 55mm F1.2 SLⅡsです。

F1.4クラスの標準レンズより前玉が大きく、出っ張っている。大口径レンズにしては、重量は思いのほか軽い(365g)のだけれど、存在感は十分。フォクトレンダーのニコンFマウント用レンズには、被写界深度を示すリング(絞りリングとピントリングの中間の)と鏡筒の先端がシルバーのバージョンと、ブラックのバージョンがあるけれど、このレンズにはシルバーのバージョンはラインナップされていない。SLⅡシリーズ中、最も大口径のレンズということで、他のレンズとはちょっと違いますよ、という点をアピールするために黒一色にしたらしい。確かに精悍な印象はあるけれど、僕のDfは黒なので、黒×黒でちょっと重い感じがするかなぁ。

1960年台に発売されたニッコールSオート55mmF1.2のオマージュということで、今どき珍しい、非球面レンズを一枚も使っていない大口径レンズなのだ。

デザインも素敵(Dfとのマッチングも素晴らしい)だけど、写りも期待どおり。決してカリカリの描写ではないけれど絞り解放が使えるし、コシナのレンズらしい、(金属ローレット加工の)ピントリングを回す際の絶妙なトルク感もいい。
また絞りを開けた時の周辺の光量落ちがドラマチック!
ハクバ製の汎用の細くて浅いレンズフードを使ったので、最初は、フードのケラれかも、と思ったほど(汗)。フードを外しても光量落ちはほぼ変わらなかった。汎用のレンズフードが使えないわけではないようだけど、浅くて効果がイマイチだろうし、見た目もレンズの重厚感とつりあわない。純正フードを使うべき?
実はこのレンズを購入する切っ掛けになったのは、写真家の赤城耕一さんが執筆している「アカギカメラ」第70回の記事なのだ。その記事によれば、ニコン純正のHS-7(58ミリのノクトなど大口径標準レンズ用の、深くて径の大きなレンズフード)はケラれないらしい。
ちなみにこれ ↓ (探したら見つかった(汗)。純正フードをアマゾンで注文した後で……(泣))

とりあえず作例を撮影してきた。今回は枚数が多いのでコラージュで。


ちなみにフォクトレンダーSLⅡシリーズは、他にもう1本持っている。作例を撮影したときの記事が残っているので、よかったら参考にしてみてください。


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