風戸涼

フリーのフォトグラファーとして仕事をする傍ら、推理小説を書いてます。 https://…

風戸涼

フリーのフォトグラファーとして仕事をする傍ら、推理小説を書いてます。 https://www.amazon.co.jp/~/e/B0C38LDWHB

マガジン

  • ペンの雑記帳 Olympus-Pen

    ハーフサイズのフィルムカメラ オリンパス ペンFとDで撮影した写真を掲載しています。

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『アンダーカレント 湖に沈んだ鉄路 廃線鉄道ミステリー』

あらすじ 昭和30年7月、国鉄足尾線で鉄道事故が起きた。その四半世紀後に発生する、謎の連続殺人事件。その切っ掛けは、今では草木ダムの底に沈んでいる足尾線の鉄路に秘められていた。懐かしくも哀しい昭和の物語。 2010年5月にブイツーソリューションから出版した同タイトルの小説の、キンドル版を出しました。 単行本の方は、出版当初、毎日新聞の今週の本棚に、書評が掲載されました。 都市部の公立図書館に所蔵されています。 『アンダーカレント 湖に沈んだ鉄路』の第一章(プロローグ)

    • Nikon Zf で撮る巨大地下空間

      だいぶ更新の間が開いてしまった。残暑・酷暑続きで、正直、Noteに掲載する趣味の写真(一銭にもならない)を撮影しに行くモティベーションが湧かなかった。涼しい場所なら写欲(?)も出るかと考え、ふと思いついたのが栃木県宇都宮市大谷(おおや)地区にある大谷資料館。言わずと知れた、大谷石の石切場跡だ。 想像どおり、まあ涼しいこと。半袖シャツでは寒いぐらい! それもそのはずで、気温16度!  少し前に導入したZfを使って、気分良く撮影をしてきた。 大谷資料館は様々なイベントや映画・ド

      • ペンF故障(?) & ペンタックスのフィルムカメラプロジェクトについて

        ミラーが戻らないハーフサイズカメラ ペンFの調子が悪い。 シャッターを切ったあと、ミラーがアップしたまま戻らないときがあるのだ。ネット情報によれば、ペンFでは、よくある不具合らしい。 半年以上放置していたのだが、関東カメラにカメラとレンズ(40mmF1.4)を送って、見てもらうことにした。 はたして、関東カメラの診断の結果はというと、故障の状態が再現されず、原因は不明。ミラーがアップしたまま戻らない状態になったときでないと、診断は難しいらしい。ところが、手元に戻ってきたペンF

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          Nikon Df のアルバム ② in 今市

        • 固定された記事

        『アンダーカレント 湖に沈んだ鉄路 廃線鉄道ミステリー』

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        • ペンの雑記帳 Olympus-Pen
          4本

        記事

          今更だけど、ニコンDf ③ in 塩原温泉

          しばらくぶりで訪ねたけれど、塩原も寂れたなぁ……。 もっとも、観光客が減り、温泉旅館の廃墟が増えてきたのは最近のことじゃない。そもそも、そんな寂しげな風光、光と影が織りなす妖しげな景色こそが、塩原の魅力じゃないかとも思う。  

          今更だけど、ニコンDf ③ in 塩原温泉

          廃棄物処理場

          廃棄物処理場

          +8

          Nikon Df のアルバム ①

          Nikon Df のアルバム ①

          +7
          +7

          益子点描 富士フイルムX-T5で撮る陶芸の街

          益子点描 富士フイルムX-T5で撮る陶芸の街

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          目黒川の桜

          目黒川の桜

          Carl Zeiss Planar 50mm F2 ZM

          実はこのレンズ、もう手元にありません。 去年の秋に買って、ライカM2につけて撮影をはじめたのですが、今年になってもフィルム1本を撮りきれず(←フィルムカメラあるあるですね)、ついこないだようやく撮り終えました。 そのタイミングで断捨離の対象に。 気に入っていたにもかかわらず短期間で手放したのは、ニコンZ8購入の足しにするためです(メイン機種をソニーからニコンに乗り換えることにしました。もうZ8は手元に届いてます)。 富士フイルムの機種は残しますが、X-H2Sは売って、趣味性の

          Carl Zeiss Planar 50mm F2 ZM

          今更だけど、Nikon Df ② フォクトレンダー55mm Nokton F1.2

          買いなおしたDfに合わせて、レンズも新調しました。 今回ご紹介するコシナ・フォクトレンダー Nokton 55mm F1.2 SLⅡsです。 1960年台に発売されたニッコールSオート55mmF1.2のオマージュということで、今どき珍しい、非球面レンズを一枚も使っていない大口径レンズなのだ。 デザインも素敵(Dfとのマッチングも素晴らしい)だけど、写りも期待どおり。決してカリカリの描写ではないけれど絞り解放が使えるし、コシナのレンズらしい、(金属ローレット加工の)ピントリ

          今更だけど、Nikon Df ② フォクトレンダー55mm Nokton F1.2

          今更だけど、Nikon Df ①

          (”画像”としてアップしていましたが、”記事”として編集しなおしました。既読の方は、スルーしてください) Zfを買う積りが、なぜかDfに……。買ってはろくに使わずに手放して、今回3度目の出逢いです。今度こそ死蔵なるか? などと言われても、なにせ11年前(2013年)に発売されたカメラです。「Nikon Dfって何? どんなカメラ?」と思われる方も多いことでしょう。ということで、まずは、Dfというカメラの紹介から。 ① Nikon Df って?一言でいえば、センサーがフル

          今更だけど、Nikon Df ①

          6×6で撮る『活火山の麓で Ⅰ』

          年に2~3度、那須岳の麓にある山のいで湯を訪ねます。 もちろん、目的は湯に浸かるだけではありません。活火山の麓の美しい風景や浴客などをスナップしたり、たまには山に登ったり。 最近持参するカメラは、ほとんどデジですが、以前は二眼レフのローライフレックスやハッセルブラッドで撮っていました。 6×6のフィルムカメラで撮った写真をNoteにまとめておこうと思い立ち、記事を書き始めたという次第です。 タイトルは『活火山の麓で』。 マルカム・ラウリーの小説『火山の下』のタイトルをもじった

          6×6で撮る『活火山の麓で Ⅰ』

          『秘境駅に消える』風戸涼 著

          『秘境駅に消える』 風戸涼 鉄道ミステリー 第2弾! Kindleで出版しました。 あらすじ 大井川鉄道井川線は秘境駅が多いことで知られている。 その一つである尾盛駅は、深い山中にあり、周囲には何もない。 熊や野犬が出没し、心霊スポットとしても知られている異界である。 しかも、列車に乗るか線路を歩く以外に、たどり着く方法がないと言われている。 主人公、花邑楓は東京神田にある《黒薔薇女学院》文学部三年生。鉄研に所属している。鉄研では、春休みに、泊りがけで遠方の鉄道に乗りにゆく

          『秘境駅に消える』風戸涼 著

          ちょっと古いコンデジ 富士フイルム X20

          オールドコンデジが流行しているらしい。 今、オールドコンデジに人気が集まる理由は、僕にもなんとなくわかる。正直、ミラーレスにしてもレフ機にしても、もう現行モデル以上の高画素機は不要だし(仕事でも、趣味の写真でも)、機能も十分だ。 しかも、デザインも似たり寄ったりで、価格も高騰している。 だったら、機能面では進化途上だったけれど、味わいのある描写で、個性的なデザインのオールドコンデジで遊んでみよう、価格も安いしね――、そう考えたとしても、何の不思議もないだろう。オールドコンデジ

          ちょっと古いコンデジ 富士フイルム X20

          オリンパス ペンDで、旅スナップ

          今月の半ば頃から、ペンDの記事がバズっている。 ハーフサイズのフィルムカメラとチェキが流行っているというけれど、どうやら、それは本当らしい。 家電量販店のデジカメの売り場にも、なぜかチェキが並んでいたりする。 ということで、ペンDに関する記事を書かなくちゃ……という強迫観念に駆られ、茨城県の県北にドライブ。ペンDを使ってきた。 撮影中、シャッターチャージに不具合があることに気づいた。フィルムを巻き上げてもシャッターが切れない(チャージされない)ことが、たまにあるのだ(涙)。

          オリンパス ペンDで、旅スナップ