代理店募集サイト比較7選
皆さんこんばんは。
パートナーセールスの葛西です。
パートナーセールスをやってらっしゃる方でしたらおそらく誰しもが少なくとも1度は使ったことがある、または検討したことがあるであろう代理店募集サイト。
今回は、これからパートナー制度(代理店制度)を開始する企業様、パートナー(代理店)獲得をこれからさらに強化される企業様などに向けて参考になればと思い、パートナー募集サイト(代理店募集サイト)のまとめ(7選)を書かせていただきます。
※実際に私が現職でパートナー募集の際に調べたサービスや営業を受けたサービスのまとめと、実際に使ってみたサービスはその効果についても少しだけお話できればと思います。
代表的な代理店募集サイト
1. カケハシ
運営会社:SANGO株式会社
サービスの特徴:ビジネスを紹介したい人とビジネスに関わりたい人をつなぐ「架け橋」となるビジネスマッチングサイト。代理店、フランチャイズ、業務委託、副業など取り扱う案件は幅広いです。また、元々営業代行事業からスタートしている企業であるため、アポ獲得代行や代理店制度の構築支援、顧客管理などのオプションが豊富なのも特徴です。
料金形態:掲載課金型
費用:初期費用50,000円+月額30,000円〜70,000円/月(料金は都度変更加えているみたいですので、直接お問い合わせされた方が無難です)
現職でも掲載してみたことはありますが、効果としては月数件程度の応募しか来ませんでした。自社プロダクト(商材)のブランド力や知名度がそれなりにあるベンダーやマージンを高く設定しているベンダーであればもっと応募はあるのかな?というのが所感です。
※ある程度開拓したいパートナー候補企業にはアプローチをし切っていたフェーズであった、募集ページの内容が微妙だった等の要因もあるかもしれないですが、、、
2.代理店募集ドットコム
運営会社:株式会社プライスレス
サービスの特徴:業界最大級の掲載件数で17年の運営実績(2023年4月時点)を誇る代理店募集サイト。Google検索で最上位で表示されておりSEO対策もされているのに加え、平均コンタクト率8割、資料請求後の代理店契約率2割という実績も掲げています。また、初期費用・月額費用0円で最短3日で代理店掲載可能なので、手軽に募集を開始できるのも特徴です。
料金形態:成果報酬型
費用:資料請求1件につき5,000円(上限金額は10万円/月)
3. 代理店本舗
運営会社:株式会社イークル
サービスの特徴:起業や独立、開業したばかりで売上の上がる商材を見つけたい邦人・個人が登録。2012年の運営開始から9年間で資料請求数は約20万件を誇る。過去には初期費用・掲載費用・成功報酬全て0円というキャンペーンも行っていた(現在は終了)。現在は初期費用や掲載費用は0円で成功報酬がかかるモデルになっている。加えて、成功報酬以外にもサイト内での広告収入もある。
料金形態:成功報酬型
費用:要問合せ
4. ビジェント
運営会社:クラウンコンサルティング株式会社
サービスの特徴:検索エンジン経由で目的意識の高い代理店検討者を集客している点が強みで、目的意識の高い代理店本舗を目指す人が利用している傾向があるのが特徴。また、費用や商材のジャンル、販売エリア、商材の特徴、初期費用がかからないなど、詳細な検索項目で商材を検索することが可能。申し込みしてから掲載までの期間は3から7営業日ほど。
料金形態:掲載課金型
費用:約75,000円〜100,000円
5. アントレ
運営会社:株式会社アントレ
サービスの特徴:独立や開業、起業を検討しているビジネスパーソン向けの独立開業専門メディアで、「独立・開業を目指す人」と、「販売パートナーを探している企業」とのマッチング支援サイト。そのためユーザーの法人・個人比率はおおよそ2:8くらいの比率で個人がメイン。元はリクルートの独立サポートサービスのアントレnetとしてスタートし、2019年にリクルートから独立。データに裏打ちされたユーザー動向が把握できることで、アントレはメディアとしての影響力のほかに、顕在客を集客するためのコンサルテーションも担ってくれるのが特徴で、掲載リピート率は80%を誇る。
料金形態:おそらく掲載課金型(要確認)
掲載費用:要問合せ
6.カクトク
運営会社:カクトク株式会社
サービスの特徴:営業に課題を抱える企業とフリーランスの営業や副業の営業、営業代行会社を繋げるクラウドソーシングサイト。1万名の営業人材と600社の営業代行会社が登録し、2,000社以上のサポート実績を誇る。ユーザーはフリーランス:46%、副業:41%、営業代行会社:13%という比率で個人が多い。
料金形態:成功報酬型(営業職との面談までは費用はかからない)
費用:予算(報酬)の30%の手数料(ミニマムギャランティー:月額50,000円)。
現職でも1度検討してみたことはありますが、ユーザーが個人(フリーランスや副業)が多いということもあり、個人パートナーの獲得にコストを投下するかという点が焦点となり、利用は見送りになりました。
7. Saleshub
運営会社:株式会社Saleshub
サービスの特徴:商談アポイントのセッティングによって成長企業を支援する顧客紹介マッチングサービス。登録企業数3,000社、会員数は約25,000人を誇る。ユーザーは基本的には個人(フリーランスや副業など)となる。
料金形態:月額料金、アポ設定報酬(協力金)
費用:6ヶ月契約の場合…¥100,000(税別)
12ヶ月契約の場合…¥70,000(税別)
24か月契約の場合…¥60,000(税別)
プラスで掲載する各社が設定したアポ設定での協力金。
まとめ
代理店募集サイトをいくつか使ってみたり話を聞いてみたりした中で、掲載型マッチングモデルの代理店募集サイトですと
ブランド力が強い・認知度の高いサービス
→要は多くの方が知っているサービス=つまりは売れやすいサービスであることマージンが高いサービス
→要はマージンという見返りが大きいサービスであること提案難易度の低い、わかりやすいサービス
→要は誰しもが簡単に売れるような、売りやすくわかりやすいサービスであること
のいずれか2つ以上が当てはまるサービスを持っているベンダー(メーカー)が1番向いているなというのはわかりました(1つだけだとやや弱い、3つ当てはまっていたら最強です笑)。上記2つ以上が当てはまるサービスを持っているベンダーであれば、ターゲットとしている属性のパートナー候補企業がそれなりに登録されているようであれば、使う価値があるのではないかと思います。
※ただし、想定していたターゲットと違うパートナー候補企業からの問合せ・資料請求があるケースもありますので、一定の工数がかかる可能性があることが事前に認識しておいた方が良いです(もちろん無風ということもあるかもしれませんが)。
また、パートナー制度を展開しているベンダーのうち、商材モデル上どうしてもそこまで多額のマージンを張れない(例:1契約でショットで1〜3万円程度)ベンダーについては、カクトクやSaleshubのような営業の副業サイトであれば、相性が良い可能性はあるのではないかと思います。
※ただし、これらの副業サイトは個人の方が多いので、個人の方でもパートナー契約ができるのであればという前提はありますが。。
一方で、上記3つのいずれも当てはまらないベンダーとなると、代理店募集サイトとの相性は非常に悪いと私は考えています。上記3つのいずれも当てはまらないベンダーの場合は、ある程度の絞り込んだパートナー候補企業に対して、そのパートナー候補企業の本業とのシナジーも明示した上でアウトバウンド的にピンポイントでアプローチしていった方が余程効果的なのではないかと思います。
ただし、そのパートナー候補企業の本業とのシナジーをいかに大きなメリットと捉えていただけるような大きな絵を描けるかどうかというのが肝になり、その大きな絵を描くのがかなり難しいという話もよくある話かと思います。自社でそのような大きな絵を描ける人がいないようであれば、副業兼業でそういった人材をスポットで契約するというのは、非常に有効な手段であるのではないかと思います。
今回は私が実際に使ってみたことのあるサービス、検討したことのあるサービス、調べたことのあるサービスを中心に書かせていただきましたが、他にも代理店募集サイトは世の中にいくつもあります。
是非今回のnoteの内容も参考にしていただきながら、今回書けなかった代理店募集サイトも含め、とにかくパートナー数を増やしたいという場合は1度検討してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただけた皆さん、ありがとうございました!それではまた次回の更新で!
【追伸】
先週のnoteでも記載させていただきましたが、引き続きパートナーセールスのノウハウの情報交換やパートナーセールスというキャリアについてお話させていただきたく、Meetyで募集しております!
是非ご関心いただける方がいらっしゃいましたら、いろいろお話できたら嬉しいです!