【食物アレルギー児への対応】給食以外で気をつけていたこと
まずは、今日から新年度のスタートですね!
ご入学・ご進級おめでとうございます^ ^
ご家族の皆さんにとって、素敵なスタートになることを願っています♪
さて、以前に、このような食物アレルギーに関する記事を紹介しました。
私も、働いてから気づいたことなのですが、食物アレルギーを持つ子供を担任する場合には、食事や給食以外にも配慮が必要なのです。
私が保育現場で、給食以外に気を付けていたことについて、今回は3つご紹介します。
1.工作の時に使用する材料に注意する。
これは、新卒の時の話です。
運動会が終わったご褒美として、小麦粉粘土を使用し工作を楽しもうと考えていた時、
「あれ?A君は小麦粉粘土もアレルゲン?」と、疑問に思ったことがきっかけでした。
実際に、先輩の保育士に聞いてみると、小麦やそばによるアレルギーを持っている子供は、材料を目の前にして(小麦粉やそば粉など)粒子を吸い込むだけでアレルギー反応が起きることがあると教えてもらいました。。
また、牛乳パックやペットボトルもしっかりと洗っていたとしても、アレルゲンが落ちきっていないことがある時には、反応が出ます。
2.遠足・園外保育では、弁当の時間と共に周りにアレルゲンがないか注視する。
遠足に行く時には、子どもも職員も気分が高揚し、注意力が散漫になりやすいです。
特に、親子遠足など保護者がいる時の方が、気にかけることが多いので、アレルゲンが近くにあっても気付きにくいのです。
大人が見ていないところで、子供たち同士でおやつ交換をしないように、口酸っぱく私は子供達に伝えていました。
また、先輩からは、公園に落ちているゴミを拾った時に、アレルギー反応が不意に出てしまう例もあったと教えてもらったので、外に行った時ほど気を付けなければいけないのですね。
3.大豆アレルギーの子には、節分の豆まきも注意を!
全国の保育園・幼稚園では、節分の豆まきの時に、実際の大豆、ピーナッツや木の実類(ナッツ類)を使うところもあるようですね。
大豆アレルギーの子の対応をする時には、豆まきにも注意が必要です。
しかし、私の勤めていた園では、誤嚥を防ぐ観点から、毎年新聞紙を丸めた豆に変更になりました。
園の方針によって差はあると思いますが、知っていて損はないと思います。
まとめ
簡単になりましたが、食物アレルギーの子どもへの配慮パート2をお伝えしました。
他にも、「このような対処も必要ですよ!」という情報や経験談がある方は、ぜひコメント欄で教えていただけたら嬉しいです^ ^
最後までご覧いただき、ありがとうございました♪