稲毛駅からのバス路線(2024年5月)
以前千葉駅からの路線や本数を整理してみたが、主要駅の一つである稲毛駅でもやってみたい。
稲毛駅を起点とするバス
稲毛駅のバス路線は東口発と西口発に分かれている。東口からは京成バスと平和交通が、西口からはちばシティバス、あすか交通と千葉海浜交通が主な路線網を設定している。このうち、ちばシティバスと千葉海浜交通は京成グループに属する。
乗り入れ路線数
稲毛駅の乗り入れ系統数は以下のリストの通り、合計51路線となっている。
ただ、これもカウントの仕方次第で変化するので参考程度である。
バスのカバーするエリア
稲毛駅を中心としたエリアであることは言うまでもないが、カバーするエリアは意外と広い。方面は以下の通り。
北方向:こてはし団地(花見川区)
北東方向:山王町(稲毛区)
南東方向:千草台団地経由西千葉駅(中央区)
南方向:幸町経由千葉駅西口(中央区)
南西方向:海浜病院(美浜区)
西方向:幕張豊砂駅(美浜区)
北西方向:平和交通本社(稲毛区)
概ねこれらを割り振ると、北~東向きは京成バス、南東方向はちばシティバス、南方向は千葉海浜交通、西~北向きはあすか交通/平和交通となる。ただ、若干重なるエリアがあったり共同運行となっている路線があったりして一定しない。
拠点となる平和交通本社や草野車庫、高浜方面は概ね半径3km圏内に入るが、幕張豊砂駅やこてはし団地はかなり遠く7km圏内あたりになる。また、山王町も5km程度はある。よって、稲毛駅からのバス勢力圏は概ね3kmということになる。ただ、鉄道路線がない北方向は勢力圏が長く5~7kmということになる。
各社最高本数は?
最後に各社の最高本数を誇るバス系統を上げていきたい。(平日)
京成バス 稲01 草野車庫行き 97本
ちばシティバス 稲61 千葉駅西口行き 26本
平和交通 平和交通本社前行き 81本
あすか交通 幸町循環 16本
千葉海浜交通 高浜車庫行き 80本
京成バス、千葉海浜交通、平和交通はすべて1日80本以上と相当な本数が確保されている。それに対してあすか交通とちばシティバスはあまり多くなく、補完するというような関係になっている。
さらに、京成バスのスポーツセンターまではこてはし団地行き、山王町行き、ザ・クイーンズガーデン稲毛行きなど同じルートを通るバスが多数ありこれだけで1日300本を数える。
千葉海浜交通のバス系統も稲毛海岸を経由するバスという見方をすれば1日200本近く走っているし、美浜区方面に走るバスとしてすべてをカウントすると1日300本を超える。
まとめ
稲毛駅から発車する路線バスの総本数は1日1148本で、早朝深夜も同じ割合で走り続けたとすると1時間当たり48本というとんでもない本数となる。当然早朝深夜は本数が減少するので、日中は1分1本程度走っているといっても過言ではない。千葉駅からのバスは1日1035本(2024年4月の小湊バス大幅減便前)なので、千葉駅よりも本数が多く、しかも比較的短距離路線が多いため稲毛駅周辺は非常にバスが便利であるといえる。
千葉市内へ転居などをお考えの方は千葉駅周辺より稲毛駅周辺のほうが便利である可能性もあるので、ご一考いただければと思う。