京成バス再編~続報2
2025年4月に迫る京成バスグループ再編ですが、さらにいくつかの情報が出ています。
千葉駅周辺の特殊区間運賃
前回も書いたこの案件。不明だった会社も発表となり出揃いました。やはり100円区間は一律150円となるようです。

これにより近距離区間の状況が変化しそうです。従来であればバスが100円で優勢でしたが、150円になることでほかの交通機関との運賃差がなくなってきます。
千葉~千葉中央/本千葉/県庁前
JR:147(150)円 →2026年より155(160)円
京成:146円
モノレール:200円
バス:150円
モノレールは初乗り特例がない分高いですが、バス、JR、京成ともに大きな差がなくなるので目的地に近いものが選ばれるようになるのではないでしょうか。ただ、バスが値上げで全体的に上昇しているのに対しモノレールは値上げされておらず、千葉から見て2.0kmの範囲は200円、3.0kmまでは220円(天台駅しかありませんが…)とバスと比較すると低廉な運賃に抑えられています。しかし、モノレールは路線バスと競合しているのは千葉~県庁前間だけで、千葉みなと方面も作草部方面もバスの本数が少なく競合関係になっていません。モノレールは92.97%の株を千葉市が所有しており、京成とは直接の資本はありません。今後、県庁前や本千葉駅前を利用して千葉駅~県庁前間のバスを削減し乗り継ぎ体制を整えるなども考えられますが、現状は資本関係もないことからこのままの状況が続くと思われます。
新会社の営業所名が発表に
新京成バスのページにて京成バス千葉地区3社のうち2社の営業所名が公表されました。
この記事によると以下のように変更されます。

黄色に塗られている会社が京成バス合併前の存続会社です。
ウエストとセントラルは既存の京成バスの営業所と重ならないような配慮がされています。京成トランジットが塩浜に、松戸新京成が松戸東に、船橋新京成が習志野西になっています。
イーストはまだ不明ですが、千葉交通と成田空港交通で重なりが発生しそうだったり、千葉中央バスと京成バスの双方に千葉営業所があったりと今後どのように名称が設定されるかが注目されます。
さいごに
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