どうやって測量するのか?【GNSS測量の勉強ノート#2】
今年取り組もうとしているGNSS測量について勉強します。
目標は「どこの森林でも誤差3m以内で周囲測量をする」ことです。
2回目の今回は「GNSSでどうやって測量するのか?」です。
前回の記事はこちら。
1.必要な衛星の数
GNSS測量は、地球の周りをまわっている衛星から送信される電波を受信することで観測点の位置を決定します。
位置を決定するためには4つ以上の衛星が必要です。
計算上は3つの衛星があれば位置はわかるのですが、誤差を修正するために4つ目の衛星を使用します。
地球の周りには現在どのくらいの衛星があるかはこちらから確認できます。
かなりの数の衛星があることがわかります。
2.測量の方法
ある衛星から観測者までの距離は、
・衛星が電波を送信した時刻
・観測者が電波を受信した時刻
この2つの差、つまり電波が届くまでの時間に電波の速度をかけると求めることができます。
(ちなみに電波の速度は光の速度と同じで、毎秒約30万kmです)
観測者はその距離を半径とした球面のどこかにいることになります。
そして、4つ以上の衛星の球面の交点を計算することで観測者の位置を決定することができます。
今回は以上です。
次回は各国の衛星をもう少し詳しく勉強します。
【追伸】
この「GNSS測量の勉強ノート」はスマホの検索で勉強してスマホで記事を書くということを試験的に行っています。
基本的に画像の挿入も行わず、文章の体裁もあまり気にせず書いています。