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テレワーク向け「ウォームビズ」を考えて暖房代を節約したい

12月になりました。いよいよ寒さが厳しくなっていきます。寒さといえば感染症対策も気になりますが、もう1つ気になることがあります。それは電気代です。今年はある程度の企業がテレワーク中心の業務体型に振り切っていると思います。私もその一人です。会社勤めであれば昼間は会社で過ごしていたので暖房の電気代は気にする必要はありませんでした。しかし、テレワークであれば暖房の電気代は自分持ちです。世の中には各家庭の暖房代まで面倒を見てくれる企業はあるかもしれませんが、そこまで福利厚生を充実させた裕福な企業は稀でしょう。こういう時に限って会社が恋しくなります。いかに暖房代を抑えて快適なテレワークを行うか、考えてみようと思います。

欠点を補うためには利点に着目しましょう。テレワークの利点のひとつに「誰も見ていない」点があります。テレワーク中はTPOに合わせた格好をする必要がありません。デザイン性よりも機能性に振り切った洋服で過ごしても構わないのです。ビデオ会議をする際だけ気をつけましょう。

私が実践した中で効果を実感しているのはベンチコートの着用です。ベンチコートとは厚手で丈が膝下まである防寒具です。冬場にサッカーのコーチや控え選手が着用しているのを目にしたことがあるかと思います。寒空の下でも身体を温めておけるほどの性能があるため、市販されている防寒具としては最強の部類だと思います。現状の東京程度の寒さであれば、暖房はつけずにベンチコートだけで過ごせます。

ちなみにベンチコートであれば足元意外は全部隠れるので、そのままコンビニまで買い物に出かけても違和感は有りません。あまり買う機会はないと思いますが、1枚あるだけで冬場は意外と重宝します。値段は高いものだと1万円を超えますが、安いものだと4千円程度です。私はドン・キホーテで買った安物を使っています。

暖房器具に頼り切らずに暖かさを保つ取り組みを環境省は「ウォームビズ」と名付けて呼びかけています。建前としては電気使用量を節約して二酸化炭素排出量を抑えようという内容です。電気代節約と目的は違えど暖房を節約するという意味では同じです。ウォームビズを啓発するポスターでは着こなしを工夫する他にも、温かい食べ物や身体を温める食材を利用した食べ物を摂ったり、太陽光を取り入れるのを推奨しています。経験的に身体を温める食べ物で実感できるほどに体が温まった覚えはないので、効果の程は定かではありません。個性や地域や住居や家庭の事情によって差はあるでしょう。出来ることは全てやって、快適なテレワークと電気代節約を両立させたいものです。

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