ソフトバンク光から楽天モバイルへ乗り換え作戦(背景編)

楽天モバイルのサービス開始にあたって、Rakuten MiniとeSIMのセットを購入してみました。

色々と思惑が合っての購入です。使用感も含めて色々と書いてみようと思ったのですが、意外とボリュームのある話になりそうです。まさかのシリーズ化となり、今回は背景について書きます。

ドコモでもauでもなく楽天モバイルに注目した理由

なぜ楽天モバイルを導入しようと思ったのかを書きとどめておきます。

背景の1つとして、現在利用しているソフトバンクへの不信感があります。これは書き出すと記事1本分くらいの量になるので別の機会にします。初めて使った携帯電話がJ-Phoneでその流れでソフトバンクを利用しています。名残惜しさはありますが、不信感がそれを上回りました。

ソフトバンクからの脱却を図るに於いて、新しく携帯キャリアに参入する楽天モバイルを選ぶ予定です。

ドコモでもなくauでもなく楽天モバイルにした理由で最も大きいのは、私が楽天ブランドのファンだからです。楽天カードをはじめとして楽天経済圏の恩恵をどっぷりと受けています。応援の気持ちで楽天モバイルを選びました。

単にブランドのファンとして応援したい気持ちがある一方で、IT業界の人間として応援したい気持ちもあります。楽天モバイルはネットワーク仮想化の技術を導入するなど、既存のモバイル通信インフラに一石を投じようとしています。具体的には「楽天モバイルの「ネットワーク仮想化」が常識も価格も破壊しにくる」という記事に書きました。インターネット通信の常識を覆す動きに期待しています。

混雑に弱すぎる・・光回線からの脱却

単にキャリア変更であれば、いくら応援していても今回のタイミングでの契約はしなかったと思います。なぜなら楽天モバイルはサービス開始時点ではiPhoneに対応していないからです。

このタイミングで楽天モバイルを導入したのは光回線の代替を狙ってのことです。光回線と書いていますが、我が家に導入されているのはVDSLという形式です。VDSL形式のインターネット回線は元を辿れば光回線ですが、ユーザが実際に繋ぐのは電話回線です。

VDSLの特徴として、混雑に弱いというのがあります。金曜の夜や天気の悪い週末など人が多く利用するタイミングで速度が極度に低下してしまいます。なぜ低下するのかなどの仕組みについては割愛します。

これを解決するには電話回線を使わないようにする工事をするしか無いらしいです。ソフトバンクショップで光回線が遅い旨を相談した際にそのような回答をいただきました。実際に自身で調べてみてもそれは間違い無さそうです。

工事をするにしても、我が家はマンションです。どう考えても手続きが面倒なので、結果として諦めていました。

楽天モバイルの基地局設置の情報

光回線への不満を抱いていたところ、楽天モバイルの基地局が我が家の非常に近いところに設置される情報を掴みました。この情報を掴んだとき、光回線を5Gに置き換えようと目論んだのです。その時は既に楽天モバイルが2020年の春から5Gのサービスを開始すると発表済みでした。現時点の発表では6月に開始するようです。

要するに今回の「Rakuten Mini + eSIM」の購入は、ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えに先んじて、家のインターネット回線を「ソフトバンク光」から「楽天モバイル5G」に乗り換えようという目論見によるものです。

現時点で楽天モバイルの新しいプランではモバイルルータは対象外でした。それで比較的安価でテザリングも可能なRakuten Miniを選んだという流れです。料金プランが無料だったり、解約時の違約金が不要という点が最終的な後押しにもなりました。

こうして我が家の脱光回線作戦が始まったのです。


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