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外出自粛要請の最中で閑散とした池袋を歩いて思ったこと
所用があり池袋に行ってきました。東京都から外出自粛要請があった影響で人がほとんど居ないのではと予想していたのですが、予想よりは多かった印象です。それでもいつもの賑やかな池袋ではありませんでした。私が赴いた夕方頃は雨が降っていたのでその影響も合ったかと思います。
多くの店が臨時休業か早期閉店
今までと明らかに違ったのが、店の開業状況です。東急ハンズはスターバックスやユニクロのように休業している店がある一方で、開店していても18時で閉店する店が多かった印象です。
同じ早期閉店でも、ビックカメラは18時で閉店した一方でヤマダ電機は20時まで開いていました。「要請」という通り、各企業が自主判断をした結果としてのバラつきなのでしょう。
それぞれでバラつきがあるのは興味深くあるのですが、店を閉める判断をした背景には断腸の思いがあるのだと思うと胸が痛くなります。休業した東急ハンズやスターバックスやユニクロは体力があるのでそのような判断ができたのかもしれません。
大企業が臨時休業をする一方で、薄利多売を行っている店舗や、個人経営の店舗は自粛要請に応じたくてもできない状況だと思います。企業努力とは関係なく街から人が減るのだから心中をお察しします。
可及的速やかな補償を求めたいのですが、どうも財務省の腰が重いらしくて苛々します。民主主義国家において国民が危機管理を政治家に求めてこなかったツケなのでしょう。
サラリーマンこそ経済を回すべき
この状況において個々ができることは何か考えてみました。第一には、感染症の対策を十分に行うことだと思います。
そしてその上でできるだけ通常通りの生活を送るのが必要でしょう。会社に守られているサラリーマンこそが重要だと考えています。感染リスクの高い場所を避けるのは当然として、そのうえでいつも通りの生活を送るべきだと考えています。
感染症の死者をある程度抑えた一方で不景気による死者が増えたら元も子もありません。池袋の街を歩いていたら、感染症による恐怖よりも不景気の恐怖の方を強く感じてしまいました。
収入がある程度保証されているサラリーマンの消費者としては、過度な自粛をしないよう考えながら行動したい所存です。