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18歳未満の青少年を誤った性から守る法律は必要だと気づかせてくれた、立憲民主党の本多議員に感謝

少し前ですが、箱根駅伝ランナーが性犯罪で逮捕されたという記事が話題となっていました。17歳の少女と「みだらな行為」をしたとされています。神奈川県の青少年保護育成条例では18歳未満の未婚の青少年に対する「みだらな性行為」「わいせつな行為」を禁じています。この条例に反したとして逮捕されました。

私はこの件に関して違和感を覚えました。違和感の元は逮捕された男性の年齢です。この男性は21歳でした。21歳と17歳であれば対等な恋愛として成立しそうなものです。その延長として「みだらな行為」があるのは不思議ではありません。この私の肌感覚と照らし合わせると、この逮捕は違和感のあるものでした。他に余罪があってその取っ掛かりとして逮捕されたのか、など邪推をしてしまいました。

最近になって私はこの肌感覚が誤りだったと気づきました。その契機となったのは立憲民主党の本多議員の発言です。本多議員は党内の性犯罪処理に関する会合で「50歳近くの自分が14歳と性交したら同意があっても捕まるのはおかしい」という趣旨の発言をしました。本人も認めていることからマスコミによる極端な切り抜きではなさそうです。どういう意図があってこの例を出したのかは分かりません。単にこの発言を読んだ感想として強い恐怖を感じました。

14歳は明らかに子供です。本人は体の変化から大人と同じ立場になったと勘違いしそうなものですが、大人の視点で見ると内面はほぼ小学生であり、幼さしか感じません。その14歳と「50歳近くの自分」が性行為をするとはどんな場面なのでしょうか。そのようなことを公な場で恥もなく発言する大人が居るのだと知って驚きました。

本多議員の発言を通じて、やはり青少年を保護する法律は必要だと感じました。14歳が50歳近い大人に騙されるようなことはあってはなりません。厳しい罰則と共に保護をするべきです。そこで子供と大人の線引をどうするかと考えた時、18歳というのは妥当な年齢設定です。身体が大人かどうかはこの際は関係ありません、自ら責任をとれる判断が出来るか否かです。その年齢を成人年齢でもある18歳と設定するのは違和感がありません。

以上の背景を考慮すると、21歳の男性が17歳の少女と「みだらな行為」をするのが犯罪と定められているのは自然です。箱根駅伝のランナーが逮捕されるのは仕方なしという意見に改めます。

子供を誤った「性」からいかに守るか。これを正面から見直す機会を下さった本多議員には感謝します。ただし、端的に強い嫌悪感を抱きました。14歳を性の対象として見るような議員の存在も多様性の観点だと必要なのでしょうか。これが自民党の議員の発言だったら菅総理の首が飛ぶほどの失言として騒がれたと思います。



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