Rabbit Hat ERIS

“ラビット・ハット・エリス” 2022.09.25- カワモトエリ/デザインと絵とこと…

Rabbit Hat ERIS

“ラビット・ハット・エリス” 2022.09.25- カワモトエリ/デザインと絵とことば/うさぎのぬいぐるみ・麺 ✍︎デザイン→ http://instagram.com/r_h_eris

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夢見るうさぎは、ことばを紡ぐ。

初めまして。Rabbit Hat ERIS(ラビット・ハット・エリス)といいます。 普段はデザインをしたり、絵を描いたりしてごはんを食べています。 そんな私ですが、今日から文章を書くことにしました。 元々、幼い頃から本が大好きで文章を書くのが大好きでしたが その想いをどこかに綴る術もなく、36歳になりました。 そして昨日、私は本屋に行きました。 本屋に行くといつも「あれもこれも読みたいよ〜病」になるのですが、 ふと「自分がここまでのめり込むものって他にあるか?」 と疑問に

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      出会いは一枚の写真でした。 ある日、枚方にあるライブバーsweet music ReMEMBERSに行くと、カウンター近くの壁に写真が数枚飾ってあるのを見つけました。 その写真は、どこかの街のいつかの一瞬が切り取られたものでした。 素敵な写真だな、どんな人が撮ったんだろうと考えを巡らせていると、 「桃子」という名前とSNSのQRコードが印刷された紙を発見。 すぐに読み込んで、フォローしました。 「どんな人なんだろう」と思って周りの人に聞くと 今年の水都音楽祭にも撮影しに

      • ライブハウスで育たなかったうさぎ

        1987年2月28日  雪の降る夜、愛媛県松山市に私は生まれました。 幼い頃は泣き虫で、親が心配して病院に連れていくほど喋らず、家の中で一人で遊ぶのが大好きなこどもでした。 そんな私が生まれて初めて自分でやりたいと言ったのが「ダンス」だったそうです。4歳からダンスを初め、唯一の自己表現ができる術を手に入れた私は、そこからダンス一色の日々を送ることになります。そうして、気づけば28歳までダンスを続けていました。 そんな毎日を送っていた私ですが、ダンス以外にも好きなことがあり

        • 好きを語る/整える

          私は幼い頃から「整える」ことが大好きだ。 というか、そうせずにはいられないと言った方が正しいかもしれない。 母とスーパーに行くと、 いつもお菓子売り場に直行した。 買い物をすませた母が様子を見に行くと、 床に膝をつき、集中した様子でお菓子の箱を並べる私がいた。 そういえば、文房具売り場で 消しゴムを並べることに熱中したこともある。 今でも、コンビニのドリンク売り場で缶が倒れているのを見つけるとキチンとラベルを正面に向けて直したくなるし、本棚は高さ別に本を揃えて並べたい

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        夢見るうさぎは、ことばを紡ぐ。

          好きを語る/無音

          私はとても音に敏感です。 大きな音や騒がしいのが苦手だし、音の多い空間にいると頭の中がぐちゃぐちゃになって混乱状態になります。 それでも、学校に通ったり会社に勤めていたときがあったわけで、 今考えると相当なストレスを日々感じていたなと思います。 そんな私は会社を辞めたある日、テレビを手放しました。いらないものをたくさん手放して、なんだかすっきりしました。 その日から、私は「テレビが家にない生活」を送るのが当たり前になったのです。 そうして気づいたことがあります。 それは

          好きを語る/無音

          うさぎは数字に弱い。

          私は、とんでもなく「数字」に弱い。 もちろん一桁と一桁以上の暗算はできないし、 10円玉15枚を数えて「15円!」と言ったりするし、 たった4桁の数字でさえも「記憶して!」と急に言われたら 謎のプレッシャーで1桁間違えてしまったりする。 それだけではない。 「数字に弱い=計算が苦手」なだけと思われがちだが、私は「数の把握」も恐ろしくできない。 「えーすごい!この人フォロワー60万人だって!」だなんて言われたとしても「それ、どのくらいですか?」となって「すごいね!」という

          うさぎは数字に弱い。