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越乃Shu*Kuraで新潟を味わう旅

酒がコンセプトの越乃Shu*Kuraに乗って旅したのでそのまとめ。
越乃Shu*Kura乗車は目次から移動してください。
※本記事は駅メモおでかけカメラからの引用画像を含みます。


越乃Shu*Kura?

越乃Shu*Kura(こしのしゅくら)は、JR東日本が十日町〜上越妙高で運行する観光列車です。
編成自体の名前ではなく、運行する区間によって名前が変わったりします。
列車は指定席車両とイベント車両、旅行商品専用車両となっています。

おでかけプラン

上田市の上田駅から長野駅まで向かいおいこっとに乗車。十日町で蕎麦を得て、越乃Shu*Kuraの食事付きプランで上越妙高まで乗り、上田まで戻ってくるプランです。

今回のルート。1上田、2長野、3飯山、4十日町、5越後川口、6長岡、7宮内、8柏崎、9青海川、10直江津、11上越妙高

今回も長野県区間が多いため、信州ワンデーパスを使用し、それ以外は適宜乗車券などを購入します。
越乃Shu*Kuraの食事付きプランは乗車券付きです。

上田〜長野

今回はおいこっとと越乃Shu*Kuraへの乗車に万全を期すため、新幹線で長野駅まで向かいます。
信州ワンデーパスだと、自由席特急券の追加購入で乗車可能です。

いつもの上田駅。
あさま601号に乗車。
JR西日本区間まで行かないあさまだけどW7系
14分で長野駅到着。
そこそこの乗車率。
すっかり定着したながも。
待合室にはかつての仏閣駅舎の絵がある。
電光掲示板にはおいこっと専用表示が追加されていた。
リゾートビューふるさとも追加された模様。

長野〜飯山

今回も十日町までおいこっとに乗車します。
今回は車両検査の都合で、1両での運転でした。

1両でも1号車。
今回はボックス席。

1両のみの場合、車内の放送は車掌さんが行うようです。
それ以外は2両での運行と同様にアテンドさんも乗車され、車内販売も行われます。

前回より稲が育っている。
空もすっかり夏らしくなった。

飯山駅

飯山駅では少し外に出て前回見ることの出来なかった物を見に行きます。

停車中。
アルクマさん。
改札でもらったおいこっとうちわ。
開業100周年記念のチラシ。

目的の物は飯山駅南口あります。

南口。
目的の五島慶太翁碑

目的の物は、東急グループ創始者五島慶太の石碑です。
五島慶太は長野県青木村出身であり、長野県内の私設鉄道への出資を行っています。
飯山線もかつては飯山鉄道という私鉄で、敷設時に五島慶太の協力があり、そのことを伝えるため、飯山駅に石碑が設置されています。
そんな飯山線の歴史がわかる隠れた名所でした。

飯山〜十日町

飯山駅から十日町駅までは、車内でおいこっとの紹介映像が流されつつ進みます。

西大滝駅開業100周年記念の看板。
森宮野原でいつもの積雪標柱と。

十日町

十日町駅には定刻通り到着。
前回以来2ヶ月ぶりです。すっかり真夏となっていました。

二ヶ月ぶりに十日町到着。
ホームの風鈴はキハ110付き。
しゅか姉さんとも2ヶ月ぶり。

今回もへぎそばの小嶋屋さんで昼食です。
「小嶋屋」と名のつく蕎麦屋さんは二つの系列がありますが、へぎそばを始めたお店のご兄弟で系列が異なるようです。

今回もへぎそば1人前。
そして蕎麦屋さんの卵焼きも。

やはりへぎそばは大変おいしかったです。
布海苔の練り込まれた蕎麦は、長野のそばよりもツルツルしており暑い日にぴったりです。

越乃Shu*Kura乗車

昼食後、十日町駅で越乃Shu*Kuraの乗車開始時間を待ちます。
食事付きプランで改札内に入る際には、予約画面などを提示して改札内に入ります。

ようやく越乃Shu*Kuraに乗れる。
しゅか姉さんと。
1号車は食事付きプランの人しか立ち入れない。

今回乗車する1号車の車内は、ボックス席と海側を向く席で別れています。
また、1号車専任のアテンドさんがついてくれます。

1号車車内。ボックス席と海側を向く席がある。
今回は窓側の席。夏はかなり暑い(1敗)
仕切りにはしゅくらロゴ。
ドアは引き戸風になっている。

2号車はイベントスペースとなっています。
車内販売カウンターや、酒樽をモチーフにした机があります。

2号車はイベントスペース。車内販売カウンターもある。
車内販売のお酒。おつまみやグッズ販売もある。
乗車記念プレート。
こちらは駅メモコラボパネル。

3号車はリクライニングシートです。
こちらは乗車券と指定席券で乗車可能です。

リクライニングシートの席。

十日町〜越後川口

席に着くと、まずは食事のアルコール有無の確認と記念品が渡されます。

記念品とおしぼり。

記念品は、おちょこと巾着袋、ステッカーとコースターです。
他にもコースターは、アルコール有りの人は赤、無しの人は青いものが配られます。

発車後、ウェルカムドリンクがいただけます。

ウェルカムドリンクは「発泡純米清酒 柏露花火」。美味しい。

今回の乗車では、柏露酒造さんの「発泡純米清酒 柏露花火」でした。
甘めの微炭酸で氷を浮かべてあるのが涼しげです。

ウェルカムドリンクをいただいていると、料理が運ばれてきます。

今回の食事メニュー

乗車した2023年7月30日時点でのメニューは以下の物です。
・夏野菜入り天ぷら
・夏の彩りもずく
・駅弁 さけめし
・鶏肉の唐揚げカレー風味
・グレープフルーツゼリー

これとは別に、越乃Shu*Kuraオリジナル大吟醸と、別で純米大吟醸目黒五郎助とペットボトルの水をいただけます。

越後川口

十日町を出発すると、最初に越後川口に停車します。

前回見た駅名標。

越後川口では比較的長時間停車します。
ここから乗車された方はいないようでした。

車体の青塗装はヘアライン加工で上品な仕上げになっている。

停車中に2号車でお酒をいただきます。

越乃景虎 特別本醸造 名水仕込み

いただいたのは諸橋酒造さんの越乃景虎特別本醸造名水仕込み。
2号車はかなりの方が集まっていました。
おつまみも新潟のものが揃っており、おすすめです。

越後川口〜長岡

越後川口を発車すると小千谷に止まり、上越線を長岡に向けて進んでいきます。
この間、日本酒の試飲で小さなカップに入ったお酒が配られたりします。

小千谷駅。
越後平野を進んでいく。
ボックス席の方が涼しそう。
貨物駅の南長岡駅。点検していた方が手を振ってくれた。

長岡

長岡駅に到着。
ここから進行方向が変わります。

長岡駅。
誰も入れない0番線。
E129系と。

長岡駅には10分程度の停車し、一旦通り過ぎた宮内駅に向かいます。

長岡〜柏崎

宮内駅。信越線と上越線の分岐駅。

宮内の次の来迎寺では5分ほど停車。
その間、向かいのホームで列車待ちをしているお兄さんが謎の踊りを披露してくれました。

来迎寺。一線が封鎖されている。
レール間は雪を溶かすために水が流れるようになっている。

来迎寺発車後、2号車でさらにお酒を飲もうとしたところ「100円プラスでボトルになってお得ですよ」ということでボトルを購入しました。

新潟しゅぽっぽの君の井酒造さんのお酒。しらゆきが描かれている。

購入したのは、新潟しゅぽっぽProjectのお酒です。
これは、新潟の標準的な米と水を新潟の酒蔵さんに渡し、自社の製法でお酒を作って違いを楽しんでもらうというJR東日本の取り組みです。
今回は妙高市の君の井酒造さんのお酒が販売されていました。

「また酒飲んでるです……」

前回含め、いくつか新潟のお酒を飲みましたが、君の井さんのお酒は結構好みです。
他のしゅぽっぽも試してみたいところ。

柏崎

柏崎では後続の快速列車を先に進めるため、10分ほど停車します。

柏崎の駅名標。
ブルボンの本社。航空障害灯がいらない59m。
ホームの電光掲示板には絵が出ている。
柏崎を出発するといよいよ青海川。

柏崎を出ると、次は海に近い駅の青海川に停まります。

柏崎〜青海川

柏崎を出ると、徐々に海に近づいていきます。

鯨波駅付近から海が目の前に近づく。

青海川

列車はすぐに青海川に到着します。
青海川は最も海に近い駅ということで、越乃Shu*Kuraでもメインの停車駅とされています。
ここでは20分ほど停車します。

駅名標。
「青海川しゅか」なので里帰り記念。
向かいのホームの奥はすぐに海岸になっている。
夕日を見るならもう少し後の時期がいいかもしれない。
待合室の側面には新潟の絵が描かれている。
駅の外の橋は赤で綺麗。
跨線橋からも海が見える。
日に照らされて光るのが美しい。
勾配標も海岸の上。
圧倒的な海の近さ。
貨物船。
まだ少し日が高い。
流石に暑いので車内のエアコン直下に戻る。

青海川〜直江津

青海川を発車すると、引き続き直江津まで海沿いを走っていきます。

やっぱり海が近い。
陽が落ちてきて車内の雰囲気が変わる。
潟町。

直江津

直江津に到着。
ここからはえちごトキめき鉄道に入っていきます。
運転士さんと車掌さんが交代し、記念パネルも片付けが始まります。

直江津駅。
駅名標は全てトキ鉄仕様。
奥には雪月花がいる。
ペットボトルの蓋アートがある。
奥には455系が停まっている。
塗装も綺麗にしている。
「ひすい」「はねうま」
昔の塗装が少し凹凸になっている。

直江津〜上越妙高

直江津を出発する際には、かつて北斗星を牽引していたEF510と遭遇しました。

青に金色の帯が目印。
内陸に向けて進んでいく。
平野はので夕日が綺麗に見える。

上越妙高

越乃Shu*Kuraは、上越妙高で終点です。
到着時にはアルプスの牧場のオルゴールチャイムが流れます。

上越妙高に到着。
駅名標。
後部標識灯。
また今度。
上越妙高の窓口は18時で閉まってしまうので、乗車証の提示はなくてもOK。
上越妙高のしゅか姉さん。
上越妙高の謎キャラウェルモ。

上越妙高からは新幹線で長野まで戻ります。
信州ワンデーパスで新幹線に乗れるのは飯山駅からなので、上越妙高〜長野までの自由席特急券と、上越妙高〜飯山までの乗車券を追加購入します。
改札では3枚全て投入しないと通れません(1敗)

JR東日本の駅名標。
上越妙高から乗る機会もないので新鮮な光景。
E7くん。

長野

30分ほどで長野に到着。

乗車人数が多い。
ホームには全て違う木で作られたベンチがある。
ここから在来線で帰還。

長野駅からはしなの鉄道で帰ります。

帰りは115系。最近よく115系に当たる。

上田駅

最近旅行をすると、帰りによく115系に乗車できます。
上田駅窓口で篠ノ井〜上田の精算を行い、無事家へとついたのでした。

上田駅に到着。

おみやげなど

今回の旅でもらったものなど。

いろいろもらった。
越乃Shu*Kuraのおちょこ。もったいなくて使えない。
おいこっとでもらった飯山市からの蛍光ペン。

越乃Shu*Kuraは、アテンダントさんのサービスやコンセプト含め、非常に満足できるものでした。越乃Shu*Kuraオリジナル大吟醸を持ち帰る際、専用のケースや紙袋まで用意していただきました。

皆さんも越乃Shu*Kuraで新潟を味わう旅をしてみてはいかがでしょうか。

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