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働き方ついて(また!)考える

就職氷河期世代。
最近この言葉を時々見かけて、考えることが多い。まぁ、自分が働き方について悩んでいるからいつも視界に入るのかもしれないが。

で、私はというと・・・。

とてもおかしなことに若いころ就職について考えることがなかった。そもそも社会に出るとか働くとか全く考えられなかった。今冷静に考えるとだいぶいかれてるなぁと思う。

大学時代、私は就職活動をしなかった。進学するつもりだったのもあるし、医学部にいって医者になろうと思って疑わなかったから。
まぁ、その後バイトやパートをしながら食いつないでいくことにはなったんだけども。今の時点で正社員として曲がりなりにも働けているのは奇跡以外の何物でもないと痛感する。
一つ言えるのは、自分の強みを生かせたことだろうか。
面接試験よりも筆記試験に重きをおいたところを受けたという判断。
正直、学生時代勉強しかしてなかったから、いまだ私の特技はインプット的なお勉強で得られる知識を活用することくらい。アウトプットは苦手だけど、こうやって文章にすることは苦手ではないから、やれる方法でのアウトプットができていればよしとしている。

私はたぶん随分と世間一般的にいう「常識」とはかけ離れた考え方をするのかもしれない。これも、ある程度社会人やってみてやっとわかったこと。もう一つ分かったことは、普通に社会人やっていくにはある種障壁になってしまうくらいの繊細さを持ち合わせているということ。

少しずつ年齢も重ねてきて、体力的にも気力的にも無理ができない年齢になって、「そろそろフルタイムで週5日働くのが厳しくなるかも」とか思っている。実際体調を崩すことも多いし、仮に今の仕事を辞めたとして、その後どうやって生計を立てていけばいいのかなぁというのも見たくない現実。

やりたいことはある。でもやれる体力がある時とない時の差が激しい。そんな自分を受け入れて働く方法を今は模索している。そしてそろそろアウトプットして試してみたいと思うのだけれど、色々あって難しいと感じている。でも延々模索してきた甲斐もあってか、最近になって少しずつ希望の光が差してきているようにも感じている。

生き方として参考にさせてもらっているのは、坂口恭平さん。私にとっては神様のような人だ。しんどくて死にたくて現実に何の希望も持てないときに、私に希望をくれた人だから。

私が認識しているその人の生き方は、
「頑張る時に頑張って、頑張れないときは頑張らない」
でも。
「ひたすらにコツコツと自分がやれることを毎日積み上げていくことは怠らないこと。」

私はこの生き方に憧れているし、自分もそうしていきたいと思っている。

私にコツコツ毎日続けられることいえば、

「自分の不健康を研究してよい方向へ向けるために自分に何ができるか、試行錯誤を繰り返すこと」

それから・・・

「自分が作りたいものを作ること」

この二つ。

私はこのことを軸に将来なんとかやっていくための生活の糧を稼ぐ方法を考えている。その人は自分で作ったものを自分で売ることをやっていて。過程をあまり見ていない私からすると、鮮やかにすべてを一瞬でやってのけているように見えて。だから神様のような人だと思っているのだと思う。

これだけ正確に決まっているのだから、あとはやるだけじゃないかと思われるけれど、今後生活していけるのかという不安から現状を手放せないでいるのも自分らしい。そして、その腹が決まらないから、なんとなく考えていることも進まないでいる。

ものすっごい明確なビジョンはあるのに、不安に負けて動けない私。
自分からみてもバカみたいにみえることもある。
でも慎重に考えてる自分もそれはそれで認めていて。
何かあった時のレスキュー案がないと厳しいよねって。そこをどうしようかって真剣に考えているところなのかもしれない。

たぶん今の仕事を辞めたら、働きながらこの二つをやるとかは出来ないから。できれば自分が書く文章を資産として頑張ってもらって、そことの二足の草鞋で頑張れないかなぁという魂胆はあるのだけれど。今の仕事辞めないと、試す体力ないのが現実。

今一番の望みは、これでどうだ?!っていうことを試す力かな。
体調もだいぶ整ってきているけど、少し崩れるとまたまた厳しい現状なのも事実。そこも包括して、さあ・・・どうやっていこうか。


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