今日もこの日を
今日も仕事をして、同期達と新年会なんてものをして
酔っ払って帰って、先日生配信された好きなバンドのライブを見ながら
PCでnoteを綴ったりなんてしてしまっている。
いつだってわたしという人間は「今日でこの人生が終わってもいい」と思いながら生きている。何か高尚な精神があるわけでもないけど、でも諸行無常を知る人間でいたいと思う。
常は無いのだ。
この世に一生などという尊いものは無い。
だからこそわたしはその尊さを胸に抱えて生きていたいと思うのだ。
仕事柄、一生も永遠も無いと分かっているけれど、でも運命はあるかもしれないと思う。そんな日々を歩んでいる。
わたしにも、運命などという人智を超えた何かがあるのだとしたら、常にその瞬間を逃さないようにアンテナを張って生きていきたい。
死にたいと思う日も生きたいと思う日も、どんな日でもわたしはわたしでしかなく、その事こそが運命のように思える。
ある推しは言った。
「生きてまた会おう」
その言葉がどれだけの糧となり、枷となるのか彼は知っているのだ。
彼が歌う歌には綺麗事と現実が混在していて心に刺さった。
今日みたいな日は彼の声を聴いて泣くのが一番なのだ。
死にたいと、生きたいと泣く心のままに矛盾する自分の中の「ヒト」を感じる。
わたしはヒトであり一人で独りなのだ。
結局それが答えであり、残るもの。
であれば、わたしに出来る事はただ一つ。
今日というこの日を締めくくる。
そんな一声を贈りたい。
「あなたも今日という一日を楽しんで」
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