#54.旅のこと③
カンボジア、1週間の終わり。
プノンペン国際空港に居て飛行機を待つ。
カンボジアの人たちは、なんとなく奥ゆかしく優しい印象だった。
平均年齢26歳というし、何となく街もまだ発展途上だけれど活気があるように思う。
旅は、非日常であることが多いのだけれど、中身としては、そんなに特別なことをしない時間も多くて。本読んだり、作業をしたり、散歩したり。でも、日常で、こんなに本読む時間を持っていないかもしれない。それこそが非日常?、、それは日常を見直したいかもしれない。なんてうだうだ思った。
感覚でその日の過ごし方を決められるのは一人旅の良いところかもしれない。普段1人だけれど、こんなに感覚的に過ごしてないかもしれない。
カンボジアで働いてる日本人、旅する日本人にも数人会った。
当たり前だけれど、色んな生き方がある。すごく特別な瞬間というよりふとした瞬間にそんな選択肢が立ち現れているような気がする。
それぞれなにを思い暮らしているのだろう。
今、日本にいる外国人も、何を思い暮らしているんだろう。
帰ったら、「日本人が移民だったころ」/寺尾紗穂
を読みたいなと思っている私でした。
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