2022年7月 宮崎ニシタチじどり旅
(この記事は以前YouTubeにUPしていた動画を元に、個人的な記録がてら書き起こしたものです。)
海の日絡みの三連休を利用して宮崎へ
2022年はいろんな地方で美味しい酒と料理を楽しもうと企み、三連休を活用してあちこち旅に出掛けることに。
まず、1月の新潟を皮切りに、2月会津若松、3月富山といった具合。
4月、5月のゴールデンウィークは値段が高くて混雑するのでパスし、6月は三連休無し。これまで夏休みぐらいしか旅に出なかったのに、年初から3ヶ月連続で旅をした後、3ヶ月遠くに出掛けられないというのがとても辛かった( ̄。 ̄;)
そしてようやく待ちに待った海の日絡みの三連休、初の宮崎に旅立つことに。
飛行機は全日空のコードシェア便、初めてのソラシドエア。機内サービスで選んだ長崎産のあごと大分産のゆずで仕上げたあごゆずスープが絶品で、否が応でも九州グルメへの期待が高まる。
羽田空港から1時間40分で宮崎ブーゲンビリア空港に到着。
アローラナッシーがお出迎え。なるほど、宮崎のシンボル、ヤシの木と似てるからご当地ポケモン扱いなのね!
空港から宮崎駅へ
今回の旅のお目当ては宮崎の地鶏を堪能すること。宮崎屈指の繁華街、西橘通・通称ニシタチの最寄り駅である宮崎駅に向かいます。
宮崎駅へは空港からJRで10分ほど、市街地にJRで出られるのは便利で有り難いですね。
じどり旅のスタートはチキン南蛮から
宮崎駅から少し歩いてランチ。ちょっと路地裏的なところに行列が出来ていて、ここが最初の目的地、チキン南蛮発祥のお店「味のおぐら 本店」です。
ここは迷わず一番人気の「おぐらのチキン南蛮」をいただきます。
柔らかい胸肉にさっぱりした甘酢ダレが効いていて、タルタルソースはクリーミーでまったりした味。
昔ながらの洋食屋さんといった趣の店内、最近値上げしたようですが、これで1,100円は大満足。
夜はニシタチで地鶏もも焼きなどを
ホテルにチェックインし、しばし休憩の後、夜の西橘通、通称ニシタチへ繰り出す。
まずは少し早めに出て人気店を開店前にチェック、先客はネコ一匹<(*ΦωΦ*)>ニャwww
ここにするかと開店と同時に入店も、予約で満席…OTL
ならばと次の人気店へ。予約は受けてないはずだから、並べば入れる。
幸い1人並んでいただけで、すぐに入店出来てラッキー。
この店にはお品書きが存在しません。メニューはもも焼きとたたき、それとドリンクのみという潔さ。
すかさずもも焼きと生ビールを注文。もも焼き、たたきともにきゅうりとスープがつくようです。宮崎では地鶏に箸休め的にきゅうりがつくのが定番のようですね。
ほどなくもも焼きが到着。注文時に「食べやすいようにばらしましょうか?」と聞いてくれますが、せっかくなので骨付きでかぶりつくことに。
なんだか”はじめ人間ギャートルズ”の気分だなぁ〜(←知ってる人少ない?)
結構焼き加減がレアで、かみちぎるのが大変ですね(^_^;)
やっぱり食べやすい大きさにばらしてもらえばよかった。
もちろんお味は美味しかった。でも噛むのにアゴが疲れました(笑)
たたきも食べてみたかったけれど、混雑してきたし、明日もあるのでここはサクッと済ませて次のお店へ。
次はメイン通りを少し脇にそれたところ、職場の宮崎出身女子社員が勧めてくれたお店です。
まずは焼酎「木挽ブル−」の水割りを。焼酎王国宮崎では、グラスでなく、徳利などに1合、2合を入れて、氷と割物とセットで出てくることが多いようです。
料理は夏野菜が欲しかったのでオクラと、人気メニューの「串焼き」を注文。串焼きはブタのタンで、思っていた以上にボリュームがある。コリッと歯ごたえ、さっきのもも焼きに続きアゴが疲れる(笑)
湯豆腐やうま煮も美味しいらしいけれど、アラカンのおっさんなので、酒を呑んで肉料理がメインだとすぐ食べられなくなる。
宮崎ならではという料理が食べられる店ではないけれど、雰囲気のいい店なので、またお腹を空かせて来たいなぁ〜。
〆のラーメンは辛麺で
宮崎県はスナックの軒数日本一だそうですが、繁華街のど真ん中にソー×ランドまであってなかなかディープな街ですね( ゚Д゚)
腹ごなしに夜の街を徘徊しつつ、煩悩を振り払って、宮崎県のソウルフード、辛麺を食べにやってきました。
お好みのメニューを選んだら、辛さとサイズ、麺の種類を選びます。はじめての人にも分かりやすい親切な説明書きもあります。
私は辛いのは好きだけどあまり辛さに強くないので、トマト辛麺・5辛・こんにゃく麺・レディースサイズを注文しました。こんにゃく麺といってもこんにゃくではなくて、韓国冷麺タイプの麺です。トマトの酸味と卵が辛さを中和してくれます。韓国の辛ラーメンは辛すぎると感じる方は、3辛、5辛あたりがオススメです。
2日目、朝うどんでスタート
2日目、今回は朝食無しの宿泊プランにしたので、宮崎の朝うどん文化にふれてみることに。
天玉かうどん410円を注文。
天・玉・か とは
天ぷら・玉子・てんかす のこと。
天ぷらはさつま揚げみたいなの(飫肥天・おびてんというのかな?)が入っていて美味しい。
そしてこっちのうどんは柔らかい。でも食感はふにゃふにゃしているというわけでもなく、不思議な感じ。
しかし朝うどん文化っていうけど、宮崎って酒好きの人が多いからなんか雰囲気的に、朝まで飲んだ帰りの人が多いのかな(^_^;)
それはともかく安くて美味しかった!
海鮮訪ねて青島へ
うどんを食べたら電車で30分ほど移動して、青島へやってきました。
鬼の洗濯岩、青島神社など申し訳程度に観光をしたら、ランチに向かいます。
宮崎って海が近いのに検索しても地鶏ばっかり出てくるので、ここへ魚を食べに来ました。
いかにもインスタ映え狙いの海鮮丼メニューが並びますが、ここは刺身御膳の特上に。舟盛りが贅沢感を演出。
宮崎市は
「近海カツオ一本釣り漁獲量日本一」
なのに、
カツオの消費量1位は高知市で、宮崎市は8番目ぐらいなのだとか。
地鶏も美味しいけれど、カツオももっと食べたら?
そんなことを考えながら完食、美味しかった!
人気の居酒屋で宮崎名物をあれこれ
宮崎駅へ戻り、ホテルで一息ついてから夕食へ。
今夜は人気の居酒屋を予約しておきました。
日向夏風味の地ビールでスタート!
先ほどの青島の海鮮のお店に続き、ここもタッチパネルのメニュー。
タッチパネル注文って便利だけど、旅の酒場ではちょっと味気ないね…
それはさておき、このお店では宮崎の名物でまだ食べていないものをできるだけ食べたい。
というわけで最初のお目当ては鳥の刺身。
醤油は2種類あって、ふつうの醤油と、九州の甘い醤油。甘い醤油がよく合うなぁ〜。砂肝はコリコリ、むねみ、ささみは柔らか。
次は鶏串いってみよう!というわけでももねぎま串と、稀少部位のソリレス串を注文。
ソリレスというのはもも肉の付け根のくぼみについた肉で、筋肉質で脂もよく乗っていました。
焼酎をちびちび舐めながら、イカの塩辛、むねみのタタキ塩などを堪能し、〆は宮崎に来たら一度は食べておきたい冷や汁。
こんなの美味しいの?と半信半疑だったけれど、こりゃぁ食欲がないときでもするすると胃に入っていきそう。夏場、胃袋がバテている時なんかにはオススメです。
宮崎の味をいろいろ堪能出来る良い店でした。
〆の後の〆に鶏そば
冷や汁でお腹がいい感じになりましたが、しばし夜のニシタチを散歩。
しかし誘惑の多い街だ(^_^;)
甘い誘惑を振り切って、結局ラーメンの誘惑に心撃ち抜かれる(笑)
昨日の辛麺とは打って変わってまろやかクリーミーな味わい、鶏団子も入っていて、”てげうま”でした。
最終日、レタス巻き誕生の秘密を知る
宮崎旅3日目、いよいよ最終日ですが、繁華街から少し離れたところの有名店に向かいます。
最終日のブランチはレタス巻き発祥のお店。
作曲家の平尾昌晃さんの野菜嫌いを克服するため、友人であるここの店主が開発したとか。
レタス巻き以外も食べたいので、盛り合わせ1,100円を注文。一緒に人気メニューのカニ汁605円も。
レタスのシャキシャキ感、エビのプリプリ感、そしてマヨネーズと醤油のハーモニー、これは発明当時は画期的だったろうね。
これにて宮崎旅終了
楽しい旅はあっという間に終了、しかしアラカンになると肉料理が以前ほど食べられなくなったなぁ〜。
それだけに今回食べきれなかったものもたくさんあって、また来たいなと思う。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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