千代

思ったことを活字にします。

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最近の記事

曇りのち通り雨

さいきん風俗嬢のアカウントをよく見る。 体験レポが面白いので、好んで見ている。 たまに混ざるスカウトの投稿も目に入る。 高級店に在籍できてちゃんと稼げる、という内容が書かれている。 店名は伏せられているので、そこが本当に高級なのかは私の知るところではない。 ネットで調べるだけでは細かなところまではわからないから、一度実際に行ってみるほうがよさそうだ。 調べ方が悪い気もするけれど、ネットでわかるのはそのお店にいる嬢の傾向と入浴料くらいだ。 その点、女風はかなり親切に書いてあると

    • 「浮気しないで」という祈り、あるいは呪い

      よく聞く言葉だ。 したとか。されたとか。 聞く度にあまりに不毛な論争だと思う。 そもそも気が浮つくことの何がいけないのか。 言いたいことはわかる。 自分だけ見ていてほしい、ほかの人になびかないでほしい。 そういう欲はおそらく誰にでもある。 思うことは自由だし、表明してもしなくてもいい。 表明されて苦言を呈するのも好きにすればいい。 そもそも何をもって浮気とするのか、定義に個人差が表れすぎるものを丁重に扱わねばならない風潮にもどうかと思ってしまう。 私はそんなことで争いたくな

      • もう時効だよね。

        多分そう。 疲れているときほど下ネタっぽい曲を聴きたくなるな、と思っていろいろ聴いていたらふわっと思い出したから書いておく。 音楽を聴きながら自慰をしたことはあるだろうか。 最近はほとんどしなくなってしまったけれど、多感で性欲を両手から溢れさせていた時期には夜中に家族の目を盗んでイヤホンから音楽を流して自慰に耽っていた。 下ネタなるコンテンツを覚えたての頃というのは愚かにも、なんでもそこに繋げてしまいがちだ。 けっこう直球だけどそこまでは言ってない、みたいなものでもちゃんと

        • お昼すぎに

          あんまりよくないとは思うのだけれど、仕事で作業が一区切りついたときに妄想が捗る。 寝てるときに手出されたいなとか、それで全身触られたり口付けられたりして、7割夢の中の意識で感じたい。勝手に手とか口とか使って射精してほしい。 1日の睡眠時間が5時間を下回って4日目の昼、休憩にしたこの時間にそんなことばかり考えている。 外部と連携を取りながら進める仕事の貴重な休み時間なのにこんな過ごし方でいいのだろうか。 でもあんまり頭を使いたくないし、考えるだけで気持ちいいからいいのだ。 傍目

          日記

          誰かと付き合っているときに私が好きなことをして過ごしていたら怒られたり嫌な顔をされたりする。 と思っている自分がいるということに、つい先日気がついた。 疑う余地なくトラウマである。 今これが顔を出したということは、ひとまずその他のPTSDに分類されてきたことについては折り合いがついたということだろう。 つまり次の段階にこれたということで、これはこれで喜ばしい変化である。 私が忘れてはいけないのは、私はもともと好きなことを好き勝手にするタイプの人間だということだ。 それこそ、

          限界。

          皇居外苑に来た。 時計は19時30分を指している。 ここに来るときはもう少し晴れやかな気分で来たかった。 業務に必要な資料を集めるために1日奔走し、さて帰れると思った矢先、足りないことに気づいてここに来た。 正直資料さえ取れれば何でもよかったのだが、こんな機会でもないと来ない。多分そう。とかいう根拠のない自信が優先された。 土地勘がないので全てをナビに頼る。ナビは日比谷駅からずっと歩くといいよと言ったのでそうした。 最悪だった。 歩き回った後に行く場所では絶対にない。 だらだ

          代替可能なら可愛いとか言わないでよ(過激派)

          失恋した人は全員数年引きずればいいのに、とは常々思っている。 そうでない人のおかげで私が好きな人と付き合うことができるのも事実で残酷だ。 誰かの「死ぬほどかわいい」になりたくて、私に直接知られないところで言ったり書いたりしているところに遭遇したくて、そうしている人が私にとって素敵な人であってほしい。 という願望があることは、多分まだ誰にも話したことがない。 かわいいと言われたことがないからとかではない。 ありがたいことに、21歳以降は容姿について褒められているんだろうな、

          代替可能なら可愛いとか言わないでよ(過激派)

          昨夏、

          好きな曲の楽曲考察小説コンテストが開催されるとの情報を見たので応募することに決めた。 入賞すると作品集に収録されるとか、賞金が出るとかもあったけれど、何より、作者本人の審査を経て受賞作品が決まるというところに惹かれた。 私は自分の書く小説について「人によってはこれは小説では無いと言うだろう」と思っているので、入賞するかも、とは一切思わなかった。 作者その人の目に触れる可能性が皆無ではない以上、応募しない選択肢はなかった。 何かに応募するなんて中学時代に夏休みの宿題で小説を書

          メールボックス未開封3万件

          ダイレクトメールって日々いろんなのが送られてきて面白い反面、全て一括で削除したくなるところはチラシだな。 メールでは鍋敷きにもならないからチラシの方が有能かもしれない。 できることならあなたには私のことで心を揺さぶられてほしくて、でも自分のどこが刺さっているのかわからないから私は私をするしかなくて、ちょっと苦しい。 眠れない夜中に既読がつかないときと電波の意地悪で切れてしまった通話の続きがないときとではどっちがさみしいんだろう。 どちらも布団に包まってぬいぐるみを抱きしめ

          メールボックス未開封3万件

          雲量が9以上で、中・下層の雲が上層の雲より多い

          久々に喪失を味わっている。 私は日々を過ごすうちにほんの少しでも時間があれば、誰かの記事が更新されていますようにと祈りながらnoteを開く癖がある。 今日もそうだった。 いつも通り席についていつも通りnoteを開くと、フォローとフォロワーから1つだけアカウントが消えていた。 フォロー欄にいることを確認してはほっこりする、存在だった。 いつか予告もなく立ち消えてしまいそうなあやうさと儚さを帯びた文だった。 読むと平日朝9時から10時を布団の上で過ごしているときの空しさがあた

          雲量が9以上で、中・下層の雲が上層の雲より多い

          寂しがりほど本を読む

          昨日布団に入る前に祈る気持ちでたやすみなさいを読んでから紙袋に入ったネーブルを嗅ぎたいになっている。 胸いっぱい、目を閉じて深くまで吸い込んで肺を満たしたい。 このところ恋人の声を聞かない日がなかったからか、特に眠る前に聞けないとなると落ち着かなくて時計はだいたい午前2時を指す。 以前なら迷いなく安眠音声を聞いて寝ていたはずなのに、最近はどうもそんな気になれず、横になったままつけるイヤホンが鬱陶しい。 恋人との距離を測りかねている。 用法用量を守らねば、ひとたび過剰摂取して

          寂しがりほど本を読む

          夜が明けた

          楽しいことが好きだった。 今も好きだ。 とりわけ小学校中学年頃は企画することが好きだった。 自分が楽しそうだと思うことはきっと周りも楽しそうだと思うだろうと思っていた。 特にハロウィンとクリスマスは家に友人を呼んで楽しみたかったし、そのためにプログラムを考えた。 出来上がって母に見せに行くと 「うちには友達を呼べないの。」 と断られてしまったけれど、懲りずに何度かお願いしていたら一度だけ叶ったことがある。 あれはハロウィンだった。 どうしても友人を呼ぶのはだめらしかったの

          夜が明けた

          これ、ってさ、。

          書くだけ書いて投稿するか迷って、SNSで流れてきたマンガを読んで思い出したから供養とする。 虐待を大きく分けると 身体 心理(精神) 性 の3種類になると言われている。 どれも人の尊厳を踏みにじるもので、どれか1つにしか該当しないから軽い、苦しいのはおかしい、だなんてことは絶対にない。 私もかつて両親と両祖父母から、場所を変え人を変え、年数にして8年ほど虐待を受けていたからそれなりにわかるつもりだ。 似たような境遇の人、専門知識のある人がこれを読んでくれていたら聞きた

          これ、ってさ、。

          中学生のときの話をしよう。

          全方位どこを見ても山に囲まれている過疎地域、誰もが認める田舎。 1学年1クラスしかないうえ、1クラス24人が全校で一番人数の多いクラスだった。 その地域は幼稚園と保育園も隣同士にあるから、物心ついたときから義務教育が終わるまでずっと持ち上がる。 そういう閉鎖的な場所であったこと。 私は小学6年生の時にクラスの24人目としてこの地域に来た。 ここに来る前までは1学年200人、1クラス40人くらいの普通の小学校にいたから人数の少なさに正直驚いた。 卒業する頃には割と息苦しくなって

          中学生のときの話をしよう。

          小学校の図書室出禁になった

          ことがある人は仲間。 そうそうあるもんでもないと思う、知らんけど。 乱文でも許せる人向け。 物心ついた時から本を読むことが好きだった。 家にある本はなんでも片っ端から読んでいた。 辞書を片手に親の自己啓発本などを読むタイプだった。 心理学のこともこの過程で知った。 読むものがなくなって、学校の図書室の本も興味のある棚から順に読みに行った。 小学3年のある日、古典が置いてある棚が目に入った。 見慣れない漢字が並ぶ背表紙には「枕草子」と書いてあった。 内容はまるで知らなかっ

          小学校の図書室出禁になった

          チラ裏

          こういうのって、特定の人を思い浮かべながら書いたものもあって、人に見せたいけど見せたくなくて、途中で好きな人からLINE来ないかなとか思ってチラ見して、でもやっぱ来ないから公開しちゃうとこあるよね。 色々思ってるうちにペンが進んで、いつの間にかチラシの裏が埋まってんだよね。 本来なら他の雑紙と同じように捨てられる運命だったものたち 「人との付き合いというのは、地味に傾斜のあるスロープを下っていくようなもので、その長さや角度が自分にとってどの程度であるかによって色々決まってい

          チラ裏