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価値観は「自分にとって大事なもの」とは限らない話



朝7時から3時間並んで手に入れた

限定100個の缶バッチ。



これは当時の私にはとてつもないお宝で。

実際限定だったため価値がついて、オークションとかでも1,000円で買ったのが一時期15,000円にまで跳ねあがってました。

株かな?って思いますよね(笑)

ちなみに今は2,000~3,000円に下落。

株でしたね。

いや、株じゃなくて自己コントロール力と価値観について。

価値観は環境で変わる雰囲気なので、「自分の年表」を作って気質を理解して、自分は何が大事なのか把握すると方向がブレて悩むことが減るよって話です。



1. 価値観とは対象をどう見るか


モノの値段と価値の違いってなんだと思いますか?

例えばスーパーとかでキャベツ1玉150円は値段ですけど、
仮にそれを売ってたのが有名な芸能人で手渡しとかなら?

ファンたちにしてみればキャベツの価値は10倍、100倍にも膨れ上がりますよね。

なので価値は人によって変わるもので、じゃあ価値観はなんぞやっていうと「観」とつくだけあって「どう対象を見るか」に左右されます。

私にとって死ぬほど大好きな推しのキャラクターグッズでも、そのキャラクターに興味がない人にとってはアルミの小物でしかないんです!

ただのアルミだと…



こんなに推しの顔がいいのに…

じゃあやっぱり自分が基準で、自分にとって大事なものに価値があると思いますよね?


けど考えてみて下さい。

自分が今、突然異世界転生で一人サバンナに飛ばされて、持ち物は推しの缶バッチを握りしめてるだけ。

転生したらサバンナで、推しの缶バッチ片手に無双する件


そんな時この価値ってどうなります?

もっと他のがあったでしょうよ!!!って叫ぶと思います。


多分もっと有意義なサバイバルナイフとか、ライターとかほしいですよね。

無人島に一つだけ持っていけるなら何にする?って質問聞いたことありませんか。

元気を出すために推しの缶バッチを持っていく、という人がいるかもしれませんが過半数は違うと思います。

つまり環境に左右されるんです、価値観って。



2. 昔書いた小説が黒歴史になるのは価値観が違うから



高校時代大事だったものが社会人になったら変わってる事が多いのも、環境が変わって求められるものが違うので当たり前ですよね。

社会人の方は転職とか部署が変わるとルールとか変わって混乱しますよね。
新社会人の方も困惑する事が多いと思います。

だって今までの「いい」と思ってたり「大事」と考えてた事が、場所が変わると通用しなくなるから。

または新しく変えないといけない。

柔軟に対応しろって言われても、前と言ってたこと変わると「は~~?」ってなるんです。

あれ困りますよね。


ともあれ、会社に求められる事も時代で変わりますし、当然会社の運営としても世の中に合わせてどこに重きを置くか変えていきます。

大事なのは空気読み。

価値観を作ってるのは雰囲気。

大衆がいいと言っている、皆が欲しいと考える。
けどそれって風の前の塵と同じ儚いもの。


「自分にとって大事」と思っていたら、周りから求められて作った価値観だった

こんなことが起きても、それはおかしくないんですよ。だって価値観って雰囲気だから。

だから「自分にとって大事なもの」と考えても環境や雰囲気で移り変わって、自分が大事なものって…?と迷子になってしまう。

もうマジムリ…


じゃあどうしたらいいのか。

正直ここからが本題。
「気質」を理解しておくのがベストだと考えます。


3. 気質が分かると自分をコントロールしやすい



価値観は諸行無常ですが、気質は3つ子の魂100まで。

これは変えることが困難なものです。

理由は遺伝子に組み込まれてるから。

内向型とか外向型とか聞いたことあると思うのですが、それは「外部からの刺激に対する反応具合」が敏感か、敏感でないかによるそうです。

その刺激の反応は遺伝子で人によってもう設定済みなので変えられないんですよ。

けど周りの状況に合わせて空気読みしないといけないから、苦手でもとりあえず二次会参加したり、昇級の為に案件コンペに出たり頑張るんです。

そしてぐったりして、ストレス発散にモノを買ったりしちゃうんですよね。

推しグッズ集めて現実逃避。

ランダム商品でドーパミン出しまくってテンションも上がります。


自分の気質が内向型で刺激に弱いなら、それに合わせた「戦略」を立てないと。

「自己コントロール力」がすり減って欲求に負けてしまいます。

自己コントロール力ってなにと思った方はこちらの記事で説明してます。

簡単に言うと「人間は本能的に楽な方に行きやすいのを、目標を達成するために正しい方へ選択する力」になりますね。



4.人生を点数化すると、グラフはだいたい波の形をしている



内向型とか外向型とか分からんって方も、知ってるという方も自分の年表を作ってみるのがいいです。

この時ポイントなのは、点数化していく事です。


例えば高校の三年間は部活にのめり込んで楽しかったなら、それを点数にしてどうして楽しかったのかも書いていきます。

理由は誰かと協力するのが良かった、新しいことにチャレンジ出来たのが刺激的だったなど1行くらいでかまいません。

そして大学の時、社会人と、毎年点数化します。

最後にX軸が年、Y軸が点数のXYグラフを作ってみて下さい。


そうすると絶対落ちる時と上がる時があって、音の波形みたいな上下する形ができますよね。

下がってる時は自分の気質に反している時で
逆に上がってる時は合ってる時に近いと思います。


「質素な暮らしがいいと、そう思ってたけど自分は暮らしにはお金を掛けた方が満足感がある。誰かとどこかに旅行しなくても一人部屋にいるのがいい。自分は誰かといると疲れやすいんだ」

こんな気づきもあるかもしれません。


下がってる時の要因を細かく見ていくと、今後の対応にも役に立ちますし、案外平気だと思ってたことがとてもストレスだったことを理解するのに役立ちます。

繰り返し行う事で、自分の事が理解できていけるかと思います。


「大丈夫大丈夫~、何とかなる!」

そう思って異業種に転職し、無残に失敗した経験のある私は、次の転職ではこのグラフを使ってどういう事が苦手か把握して上手くいきました…。

このように就職活動や転職中にもこのグラフは役に立つので、おすすめしておきます!


5. まとめ


価値観は環境で変わる雰囲気なので、自分の年表作って気質を理解して、自分自身の大事な事を把握しておこうの回でした。

年表グラフずっと上昇とかの方っていますかね。

めちゃくちゃいい株みたいに毎年上がってるようなの。

逆に低空とか今下がってる方は、いずれ上がるポテンシャルがあるという事。

波には逆らわずにいるのが一番いいんだと思います。


それでは今日もいい一日をお過ごしください。

来週は2/23で習慣についての予定です。


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