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オードリー・ヘプバーンと第2次世界大戦。
1944年9月、ドイツ占領下のオランダの街アルンヘムにて、対する連合国軍は「マーケット・ガーデン作戦」を決行する。大量のパラシュート部隊を降下させ、橋を占領してから、本隊を突入させようとする計画だった。
失敗だった。
パラシュート部隊は待ち構えたナチスドイツに狙い撃ち、橋も奪還できず、8000人の兵士とアルンヘムの多くの市民が犠牲になった。
この場に15歳の少女オードリー・ヘップバーンがいた。バレーを習う女子学生だった。同じオランダのアムステルダムでは、同い年のアンネ・フランクという名の少女が倉庫の屋根裏に身を隠し、咳ひとつで命取りになる状況を過ごしていた。
一方オードリーは通学途中、靴底には対ナチス同盟に渡すためのメモを忍ばせていた。路上には銃を持ったナチス兵が我が物顔で蔓延っていた。
戦争が終わった時、アンネは、収容所で命を落としたが、オードリーは救済復興機関「アンラ」に助けられ、生き延びた。
1953年、オードリーは女優として、映画『ローマの休日』に出演。架空の小国の王妃アンを演じる。劇中アン王妃は、滞在先のがローマの壁に飾られている「平和への願い」のお札を見る。
「君の願いは?」
「いいえ、私の願いは叶わないわ」
映画ラスト、アン王妃の記者会見。一人の少女の夢は諦めた王妃は、一人の大人の夢を語る
「国と国の団結を信じます。人と人の団結を信じるように」
晩年、オードリーは「アンラ」の後身組織「ユニセフ」の親善大使となり、戦争の犠牲となった子供たちの支援に尽力する。
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