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熱は、東北にある 3日目 ~ねぶた祭~
ほんのりと硫黄臭が漂う部屋の中から、もうすでにかなり鋭くなりつつある日差しが見えた。東北旅行3日目。起きると、そこは秘境だった。
↑これの続きです。今回も長いです。
秘湯の全貌
朝7時に目覚ましも無しに爽やかに目覚める、というおよそ一般の理系大学院生に為しえない起床を実現させたのは、間違いなくあの緑色の温泉が私の体を異常な健康体に変えたからであろう。まあ実際にはスマホを使うための電波も充電
熱は、東北にある 1,2日目 ~旅行開始~
「祭」というものに積極的に参加するような性格ではまったくないにもかかわらず、なぜか伝統的な祭を見物するのはやぶさかではない、という困った人間が存在する。私である。人混みや集団行動が苦手、学生時代に参加させられた文化祭だの体育祭だのにろくな思い出が無い。しかし、私には見たい祭りがあった。青森のねぶた祭である。
私は約10年ほど前、中学生になったころだと思う、一度家族旅行でこの祭を見物したことが
進学高校ガトリング(試し書き)
私が行っていた高校は由緒正しきガトリング砲であった。
大学受験は射撃に似ていると誰かが言った(知らんけど)。小さく遠い難しい的を狙うのも、大きく近い的を狙うのも本人の自由だ。努力をすれば、射撃精度があがる。となると、学校というのは受験のために必要となるべき場、すなわち銃である。銃がきちんと整備されているか、性能はどうか、というのは大変重要なのだ。
少子化かなんかしらんが学校同士で競争が苛烈にな