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先進国と発展途上国 僕の感じた人間の差異

先進国と発展途上国では、人間の質が全然違います。裕福、貧乏、物があるか無いか、この違いだけで同じ人間がここまで変わるのだろうか?

なぜなのか?具体的にどう違うのか?

自分の感じたこと、思ってることを纏めてみようと思います。

僕が初めて行った途上国は、東南アジアのカンボジアという国で、父親の友人に助けてもらいながら、高校一年の冬に行きました。

空港を出た時の空気感、スゲーところに来たという刺激は、僕の中に鮮明に残っている。

その時は上手く言葉にまとめることができなかったが、今回モロッコに来て、見聞きした情報を整理して自分の感じたことを纏めます。

途上国の人は生きてる

僕が感じた発展途上国と、先進国の一番印象強い違いは、途上国の人は生きてると感じたことです。

先進国の人は死んでると言ってるわけではないですが、簡単に言うと水槽で飼われた魚と、海で泳ぐ魚くらいの違いを感じました。

安全に住む場所、食べるものを与えられる代わりに、とても狭い世界で生きる。その世界しか知らず、その世界が安定しているから外に出たいとも思わない。

貰える、与えられる事が日常化して、そこまでありがたみを感じない。

どこか不十分な心の貧しい人達、先進国の人間はこんな状態なのかなと感じました。

逆に途上国の人達は、お金がなく、満足にご飯も食べれない、家もない人もいて、一日一日を必死に生きている。

食べ物を自分で得るために、お金を得るために、外国語を覚えて気を引く工夫をしたり、面白おかしくしたり、愛想よく接客をする。

今日を生きてる人たち、物もお金もないけれど、先進国の人たちよりもよっぽど人間らしく生きてるなと僕は感じた。

ありがたいと感じる心

物がない、お金もないからこそ、その大切さ、価値を彼らは知っているのかなと僕は思う。

日本では子供がコンビニで一時間立ってるだけで1,000円弱もらえる。勿論仕事をしてないとか、しなくてもという意味ではないですが、そういう時間もあると思うんです。

その1,000円で日本では、1食ご飯行ったら無くなる、むしろ足りないくらいかもしれないです。

しかし国によりますが、例えば僕が行ったことあるカンボジアの貧しい人達にとっては2,3日の生活費になるんです。もっとかもしれない…

途上国の人は200円、300円でお土産を買ってくれた人に、ありがとうって心の底から言ってると僕は感じた。

貧しい人達は、物のお金の大切さ、ありがたみを知っているから、よく感謝をし、心の底から笑い、喜ぶことのできる豊かな心を持ってるんだろうなと思いました。

お金と物は持っているが、どこか精気のない心の貧しい人達か、お金も物も持ってないが、生き生きとしていて、裕福な人達よりよく笑う人達、どちらが魅力的だろうか?どちらが美しいだろうか?

Poor is beautiful(貧しいは美しい) マザーテレサが演説で言った言葉

この言葉の意味が少し分かる気がする。

これを読んで、1人でも多くの方が共感してくれたらな、海外に興味を持ってくれたらなと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。



















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