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10代最後に一人旅 #27 イタリア到着

2020年 1月15日 イタリア到着後、水の都ベニス(ヴェネツィア)へ

15日

3人とも精気の抜けたような状態で、できるだけ早く時間が過ぎるのをじっと待ってました。

早くこの船から開放されたい、そんな思いで各々過ごしてました。

食料がなくなり空腹と倦怠感に包まれて、船から降りれるときを、イタリアで美味しいご飯が食べられるのを待ち望んでました。

夕方過ぎにそろそろ到着のアナウンスが流れ、外に出ると陸が見えました。

なにもない船旅からの開放の兆しが見えたことで、少しづつ元気も出てきて荷物を纏めました。

到着してから降りるまでが大分時間かかりましたが…

やっとのことで船から開放され、凄く若干の陸酔いに揺さぶられながら、とりあえず銀行に向かいました。

降り着いた街はサヴォーナと呼ばれる街で、イタリアの北西に位置してるまちです。

イタリアの形をエリンギだとしたら、その傘の西側(左側の少し下辺り)、その街の宿は少し高めで、見て回る予定もなかったので観光名所として、多くの人に知られるベニスに行くことに!

その街から東に行った、傘の東側(右側)にある街。

僕達はとりあえず駅に向かい、夜行バスか電車を探しました。

僕達が駅につく頃には、残念なことに電車は高くバスも出ていない状態で、バスは次の日の早朝が一番早かった。

イタリア到着初日、真冬に宿無し

それしか無いので早朝のバスを予約して、今晩をどうするか考えながら少し休憩しました。

腹が減っていて仕方がなかったので、駅の中を歩き回りサンドウィッチが売ってる自販機を発見!! しかし、なぜかお金が入らない…

通りかかった警備員さんが、コインオンリーと教えてくれた。お金を降ろしたばかりで、紙幣しかなくショックでした。

どうしてもお腹が空いていたので、10€ダメ元で両替できないか通りかかった人に聞いていたんですが、夜も遅く人通りが少なかったのもあって全然だめでした。

諦めかけてた頃に、ふと外を見たら入り口で誰かを待ってる?女の人がいたので、聞いたら両替できるだけコインを持ってないけれど、サンドウィッチはいくらなの?

と聞かれたので2€と答えたら

それならあるからどうぞと2€いただきました。結構ひもじかったので、その人が女神様かなにかだと一瞬思えました(笑)

Thank you と Grache(グラッチェ)を連呼して自販機に行き、二人の所に戻る途中にも感謝を全身使って表現しながら(頭を全力で下げてた)、ありがとうと伝えました。

二人にその事を話して、3人で美味しくいただきました。

少しお腹を落ち着いたので話もまとまり、このまま開いてるなら駅で寝ようと言う話でまとまり、締め出されたら一晩外で過ごすことに…

まだお腹が空いてるので、夜遅くまでやってるお店を探して向かいました。

モロッコにいたためご飯が結構高く感じましたが、一晩越すためです。生ハムのサンドウィッチを僕は頼みました。

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めっちゃ美味しかったです。めっちゃ美味しかった。

美味しいものを食べたことで、3人とも少し元気が出ましたが、駅に戻ってすぐ追い出されてしましました。

真冬の?外に? oh…って感じでした。 雨が降ってないのが幸いです。

結果 僕のマットを下に敷いて、shoさんのブランケットを3人でかぶり、その上からanさんのイマージェンシーシートで蓋をして、3人くっついて寝ました…

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激寒でした… 

イタリアの冬は、日本の冬と似ているので、はい、寒かった…


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