＜握手で好印象アップ法＞〜手から伝わる気持ち〜

ファーストコンタクトが大事！

握手したり手を繋いだ瞬間の感触で「あ、この人となんだかぴったり合うかも」と感じたことありませんか？私はあります。
「第一印象でその人のイメージは9割決まる」と言われるように、ファーストコンタクトはとても重要です。
せっかく気になる相手と初めて接触できた絶好の機会。良い印象を与えられたほうが当然良いですよね。それを簡単なトレーニングで出来るようになる方法を今回はお伝えします。自分とぴったり合うパートナーを見つけたい人、必見です^_^

施術場面でも同じこと

これは施術場面でも全く同じことが起こります。施術を受け慣れた患者さんは、初めて自分に触れられた一手目で全てを把握します。あなたの技量・経験・性格まで全てです。

セラピストにとってファーストコンタクトはとてもとても重要です。患者さんにとって自分の大事な体を預けるのです。大袈裟ではなく、自分の人生の転機になるかもしれません。全身センサーにして情報を得ようとしています。

触られた瞬間に「この人になら任せても良い」と思って貰えるような触り方をマスターしましょう。

誰でも簡単な訓練で身に付けることが可能です。

気になる人に好印象を持ってもらいたい人も治療家の方も、是非何度も繰り返し練習してマスターしてください。自己流ですので、ググっても出てきませんよ。

ポイントは「脱力」から起こる「密着」

まず自分の胸や太もも、前腕などを手のひら全体で触ってください
1分ほどそのままにした時

その部分は「触っている」感覚が強いですか？
それとも「触られている」感覚が強いですか？

もし「触っている」感覚が強い時は
手首、腕などに余分な力が入っています

触られている感覚が優勢になるまで深呼吸を繰り返したり
おへその下の辺りや、足の裏に意識を集中するようにして
腕から意識を遠ざけると力が抜けてきます

手の重みを感じてきたり、手が沈み込んで接触面と溶け合わさるように感じてくれば上手くいってるサインです。


どうしてもどちらかわからないという時は、感じ方を養いましょう
目をつぶって、触られている手がどんな大きさなのか、どんな温度で、どんな感触なのか　柔らかいのか硬いのか　ガサガサかすべすべか　優しいのか力強いのかetc…イメージしてみます。

それに意識を集中しているうちに、触っている手の力も抜けてきているはずです。

これだけです。簡単でしょ？

これを繰り返して、触った瞬間に腕の力が抜けていて、腕の重みをそのまま相手に伝えられる状態にしましょう。
相手からすると気持ちよくピタッと密着して、不快な感じよりも安心感のある、ずっと触っていてもらいたい、握っていたいと思える手になっています。

それだけで印象爆上がりです。

セラピストさんはこれが出来るようになれば、手から得られる情報量も格段に違ってきます。手が慣れてきたら肘や腕、肩やおでこなどでも試していくと良いですね。必ず施術技術も上がっていきます。
ぜひお試しあれ。

まとめとおまけ

触ったときの印象を決めるのは、こちらがリラックスしているかどうか、変な力みやバリアがないかどうかです。ただ、初めて手を繋ぐような時には緊張して当たり前。それ自体も楽しんじゃいましょう。
セラピストさんは初心者でもベテランでもお客様にとってはプロに変わりありません。繰り返しトレーニングして安心感のある手を作りましょう。

おまけ
自分が一番ぴったり来る感触があった異性は、今は奥さんになってくれています。もちろん手の感触だけで決めた訳ではないですが、私にとっては重要な要素の一つとなっていました。相手は特別訓練していないので単純な相性だったのですが、来年で結婚10年になるので、あの直感はあながち間違っていなかったと自分では思っています。

おしまい

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