障害者雇用代行ビジネス~その実態と今後について~
厚生労働省より
第128回労働政策審議会障害者雇用分科会(資料)が発信されました。
この中には、
いわゆる障害者雇用ビジネス( ※ )に係る実態把握の取組についての資料もあり、実態がどのような状況であるのか、懸念点、さらに、今後の望ましい取り組みまで言及されています。
市場の反応としては、エスプール(2471)の値動きに表れているのかもしれません。
資料を読んで、極端な話「望ましい取り組みのポイント」に取り組めば、大手を振って農園を広げていけるし、農園を買っていけるという事を主張されかねないと感じます。市場原理に基づいて、展開されていくのでしょう。
法定雇用率制度の限界が見えます。
さて、僕ら支援者はどのように受け止め、行動していけば良いのでしょうか。
ここで、自分たちの所属する組織が目指す所が明確になっていると、そこに立ち返って考える事ができるので、問題はシンプルでしょう。
もしも、その目指す所がハッキリしないのであれば、やはり第一に考えるは障害のある人にとっての利益でしょう。
ただ、それは意味ある労働なのか、とにかくお金なのか、人によって様々です。そのどれも、障害のある人にはそれを目指す権利があります。
その中で、僕ら支援者がやるべき事は、障害のある人が希望を叶えるために「必要な支援を、必要な分だけ」行う事なのかなと思っています。過不足なく。不必要な支援はしないのが原則だと思っています。
未だ、賛否両論ある状況でしょうか。
この障害者雇用代行ビジネスについては色んな支援者と意見交換をしたいものです。
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