D2Cブランドがはじめにぶつかる壁

D2Cブームもこの2、3年で成熟し、当初の定義である「直販」の範囲にとどまらず、商業施設に出店したり卸をはじめるブランドも増えた。アメリカではDNVB(デジタルネイティブブランド)とも呼ばれているが、これらの新興小売企業をここでは「出資を受け、急激な成長を期待されるブランド」と再定義した上で、今後のD2Cブランドについて考えてみたい。

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余談的小売文化論

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「知性ある消費」をテーマに、現代の消費行動や理想論と現実的な問題のギャップについて考え、言語化しています。「正解」を語るのではなく、読み手…

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