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butanoesa
ブランドとしての成長とSNS機動力のコンフリクト
私はSNSに育てられ、現在も仕事の大半はSNSやそれにまつわる知識を活用している。SNS活用のアドバイスをしたりもするけれど、いろんな人と話せば話すほど、みながみなSNSをやるべきというわけでもないのではないか、と感じるようになった。むしろやらなくてすむならやらない方がいいのではないかとすら思う。
仕事用のSNSをやらずとも生計が成り立つならやらないに越したことはないのでは、とよく思う。実際は芸能人から一般の会社員までがSNSの世界に存在しないと仕事で不利になる時代になってきてしまったのでやらざるをえないだけの話な気がする
— 最所 あさみ(asami saisho) (@qzqrnl) January 18, 2021
SNSは基本的に弱者が下剋上するためのツールである。TwitterであれInstagramであれYoutubeであれ、今でこそ芸能人がこぞって運用しているけれど、つい最近まで「王道では勝負できない人たち」の溜まり場だった。事務所に所属したり有名な賞をもらったりせずとも、自分の創作物を世に発信できる場所。その中から一握りの人たちが人気を集め、「王道」側へと旅立っていくのが少し前までのあり方だった。
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