「休み方」は誰も教えてくれない
がんばるのは大変で、休むのは簡単。みんなそう思い込んでいるけれど、実は真逆なんじゃないかと思うようになった。がんばるのは大変だけど簡単だ。がんばるための方法論や疲れを誤魔化してがんばるための商品も世の中には溢れるほど存在している。がんばってさえいれば罪悪感も持たなくていいし、周りの人たちにも認めてもらえる。世の中は「がんばる」がデフォルトになるようにできている。
いつでもどこにいても世界とつながれるようになった今、私たちの生活に本当の「休み」はあるのだろうか、と思う。休日にでかけた先でも絶えず写真を撮ってどうSNSにアップすべきかを考えてしまうし、平日にはできない勉強や読書、家事や来週に向けた準備に時間を割かなければと慌ただしく過ごしてしまう。便利になればなるほど競争は激化し、焦りは大きくなり、「休む」への罪悪感が膨らんでいく。
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