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「私たちはここにいるよ」を届けたくて。 #公開ファンレター
今日、こんなnoteを書いた。
現代にはSNSというとても便利なツールがあって、大好きな選手たちもそれぞれアカウントを持っている。
そこにリプライをしたりコメントをすることは簡単なことだけど、私はやっぱり手紙のようにじっくりゆっくり、自分の思いをしたためたい。
だから、「オンラインでファンレターを書こう」と思った。
私は昔から、ファンレターを書くのが好きだ。
開幕前とシーズン終了後には年賀状かのごとく自分の好きな選手たちに手紙をしたためているし、芸能人や作家さんの作品に感銘を受けたら、その勢いのまま感想を送ることもよくある。
指先ひとつでなんでも送れてしまう時代だからこそ、何の見返りも期待することなく時間をかけて紡ぐ言葉の価値は上がっているように思う。
てっきり毎月読みきれないほどのファンレターが届いているのだと思っていたら、かなり知名度のある選手でも月に数枚しか届かないこともあるのだという。
いい話やな〜と思って読んでたら
— 最所 あさみ(asami saisho) (@qzqrnl) November 23, 2019
>一時は一日に数百枚も届いていたファンレターの数も現在は月に数枚に減った
にめちゃびっくりしてしまった。彼ほどの知名度があっても月に数枚しかファンレター届かないとは…
二軍にいる若手とか1通届くだけで涙がでるほど嬉しいのでは…https://t.co/hx4WACVfgw
いろんな応援の仕方があるけれど、パッと目で見て「これだけの人が応援してくれている」とわかる手紙は、やっぱり特別なものだと思うのだ。
しかし、今はファンレターを送ることも難しくなってしまった。
不特定多数の人の手を渡って届けられた手紙を受け取るのはリスクが大きいし、そもそも球団職員の人たちも選手に接触できず、しばらくは手紙が手渡されることもないだろう。
ただでさえ会えない、姿が見られない、元気かどうかもわからないという状況の中で、応援の声すら届けられないのはやっぱり切ない。
もちろんSNSを使って発信したり選手にコメントしたりすることはできるけれど、もっと深い思いを伝えられたら。
そう思って勝手にはじめてみたのが #公開ファンレター だ。
本当だったらファンレターを通して伝えたかったこと、自分の思い。
それを直接手渡す代わりに、ボトルメールのようにインターネットの海に投げ込む。
いつかきっと、本人に届くと信じて。
そして近いうちに、また直接彼らに手紙を出したり、球場で声援を送ったりできるようになると期待して。
同じように「 #公開ファンレター 」のタグで投稿されたnoteは下記のマガジンにまとめていく予定なので、1人でも多くの人が選手への思いを綴ってくれると嬉しいなと思う。
1人の声では届かなくても、束になったら選手たちも気づいて、読んでくれるかもしれない。
こんなにも長くファンと選手が離れることは、あとにも先にもそうないことだと思う。
選手たちもきっと不安を感じているはずだし、オープン戦の無観客試合もああって早くたくさんの歓声を浴びたいと思っているはずだ。
そんな中で私たちにできるのは、野球のない日々をただ寂しがるだけではなく、選手たちに「私たちファンはここにいるよ」と伝えることなのではないかと思う。
物理的な距離は遠くても、心理的な距離は近いままでいられるはず。
不安な日々だからこそ、愛を綴っていきましょう。
▼プロ野球にまつわる素敵なエッセイをまとめたマガジンもやっています。
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