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「話を聞いてもらう」ためにできること

SNSも動画の世界も、プロや専門家が参入してきたことで情報の高度化がはじまっている。

メイク動画は元美容部員や美容面で人気の高い芸能人が力をもちはじめ、コーディネートはスタイリストやショップスタッフといった専門家の情報を誰もが知りたがっている。

「なんでもない人」に夢を与えてきたSNSは、そのボーナスタイムが少しずつ終わりに向かいはじめたようだ。

芸能人が生き抜くために専門性やキャラクターを必死に獲得しようとしているように、SNSで結果を出そうと思ったら専門性が求められる時代がすぐそこまできている。

一方で、専門家であれば誰もが無条件に話を聞いてくれるわけではなく、「正しいこと」ばかりが広まるわけではないのも人間社会の難しいところだ。

同じ専門家でも、聞いてもらえる人と聞いてもらえない人は何が違うのか。
専門家の正しい知識よりも、その分野には素人であるインフルエンサーの言葉の方がなぜより多くの人に届いてしまうのか。

そんなことを考えながらタイムラインを眺めていて気づいたことがある。

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