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[マガジン限定]今週のおへんじ。
今週も質問へのお返事の時間です!
昨日ちょうどこんなツイートをしたのですが、回を重ねるにつれてひとつひとつの質問の濃度が上がっていって、簡単に解答できなくなってきている感じがとてもよき。
毎週有料マガジンでやってるおへんじnote、日が経つごとに質問が長くなり「もはやそれ自分のnoteで書くべきでは!?」と思うレベルの質問が多いのだけど、そのくらい普段から私のnoteを読んだ上でいろいろ考えてはる人が読んでくれてるんやなぁと思うと嬉しいきもち🍀
— 最所 あさみ(asami saisho) (@qzqrnl) July 9, 2019
毎回ひとつの記事につきひとつくらいしか取り上げられないのんびりしたスピード感ですが、引き続きお付き合いのほど。
質問や感想、書いてほしいテーマなどは下記のましゅまろからお気軽にどうぞ〜!
ということで今週の質問です!
おお〜!山本七平読んでくださったんですね!
3ヶ月くらい前にめちゃくちゃハマって読んでおりました。
「草創と守文といずれが難き」という問いは昔からずっと議題に上がり続けているテーマだけれども、テクノロジーが進化すればするほど草創(創業)のハードルは下がり、何でも新しく作れるからこそ守文(維持)が人間の飽き易さという意味で難しくなりつつあることを感じる
— 最所 あさみ(asami saisho) (@qzqrnl) March 29, 2019
ちなみに本はこちら。中国のリーダーシップの古典である「貞観政要」を現代風に読み解く一冊です。
山本七平といえば「空気の研究」が有名ですが、他にも「人望の研究」や「日本人とは」などこれから読もうと思っているものが何冊かあります。やや表現が回りくどくて読みづらさもあるのですが、じわじわそれが癖になってくるんですよねえ。
閑話休題。
『帝王学』はその名の通り国を治める立場の人に向けた指南書なのですが、ご質問にもある通りひたすら『暴君にならないための心構え』を説いているんですよね。貞観政要が書かれた当時は特にそもそもが王政なので、繰り返し書物によって律してもらわなければ簡単に暴君になってしまう仕組みだったんだろうなと思います。
一方で、ご指摘の通りすべての意見を採用できるわけではないのも事実で、部下の直言を採用することと自分で判断することの最適バランスとは?というテーマは私もこの本を読んだ後何度か考えました。
そしてそのときに思い出したのがこの記事でした。
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