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今週読んだ海外記事(2021.06.19)
先週まとめ記事を公開できていなかったので、二週間分の海外記事をまとめておきます。文末の有料パートは、ピックした海外記事をもとに「こんなテーマでnoteを書こうかな」の覚書です。
Instagramが将来的にアフィリエイト機能を提供することを示唆
Instagramがゆくゆくインフルエンサー向けにアフィリエイト機能を提供する予定であることを示唆。これはかなり大きなパラダイムシフトになるのでは…!インフルエンサーのセレクトショップ化が進む予感🤔楽天ROOMがインスタに直結する感じだもんなあ。https://t.co/LIpzhf6ZwH
— 最所 あさみ(asami saisho) (@qzqrnl) June 18, 2021
Glossierが1年間店舗を閉めていた背景と再度オープンする理由
この一年間ずっと実店舗をクローズしていたGlossier.ですが、今年中にシアトル、L.A.、ロンドンの店舗をオープンさせる予定とのこと。売上の8割がオンライン(!)だからこそこれまで「満足いく顧客体験が提供できないなら開けない」という決断ができたわけですが、→https://t.co/axQ3REubFC
— 最所 あさみ(asami saisho) (@qzqrnl) June 18, 2021
→実店舗でのコンバージョン率が76%もあること、そして何より店舗が開いていた期間はそうでない期間に比べて56%も売上が高かったことが、再度実店舗に向かわせた要因なのだろうなと思います。
— 最所 あさみ(asami saisho) (@qzqrnl) June 18, 2021
米スタバがスタジアムやスポーツイベントに社名を使用する許可を申請
米スタバが社名をスタジアムやスポーツイベントに使用する許可を申請、つまり「スターバックススタジアム」が誕生するかもしれない…!スタバって宣伝に大きなお金を使わないイメージがあるので、もし実現したらブランディング的に面白い事例になりそう🤔https://t.co/MxJhrYxldy
— 最所 あさみ(asami saisho) (@qzqrnl) June 15, 2021
フェラーリがファッション領域へと事業を拡大
フェラーリが先週日曜日に初のファッションショーを開催し、本格的に「ラグジュアリーなライフスタイルを体現する総合ブランド」へと進化を遂げようとしています。フェラーリは高級車の中でもメカニック的な部分以上に時計や宝石と近い購買行動な気がするので親和性が高そう。https://t.co/qocshTBAQL
— 最所 あさみ(asami saisho) (@qzqrnl) June 15, 2021
「フェラーリオーナーはこんな暮らしをしているはず」という提案がしやすそうなブランドというか。しかも車を作れるだけの技術があれば、家電も含めた総合提案ができる気がする。早速プーマとコラボしたアイテムもあるみたいだけど、M.A.Cとかカラーコスメのブランドともコラボしてみてほしい。
— 最所 あさみ(asami saisho) (@qzqrnl) June 15, 2021
小売企業が従業員向けアプリの開発に取り組む理由
コロナ禍でEC対応が広がった結果、店舗で配送まで行うケースが増えたためスタッフの負担軽減のために従業員向けアプリを開発する企業が増えているという話は、DXに取り組むならチェックしておきたいテーマ。そして現場スタッフもデジタルに強い人材を揃えないと→https://t.co/ei6T2ToTNq
— 最所 あさみ(asami saisho) (@qzqrnl) June 8, 2021
→結果的に顧客体験を損ねるよなーと。どんなにオンラインの購買体験をスムーズにしても、注文が入ったアイテムを店舗内でピックして梱包、配送のステップがスムーズにいかなかったら意味がないし、管理の仕組みを整えないと現場が混乱してミスが多発しそうだし…EXへの投資大事。。。
— 最所 あさみ(asami saisho) (@qzqrnl) June 8, 2021
そしてWalmartが全従業員74万人に仕事用のスマホを配布するという話もすごい。仕事用としての貸与ではあるけど仕事で使うとき以外はプライベート用に使ってもOK、業務時間外は業務用アプリにはアクセスできないように設定する、などもはや現代のインフラであるスマホを無料配布する福祉事業なのでは…
— 最所 あさみ(asami saisho) (@qzqrnl) June 8, 2021
なぜSephoraはインフルエンサーマーケティングで一人勝ち状態なのか?
Sephoraのインフルエンサーマーケティングが成功している理由を考察した記事。
— 最所 あさみ(asami saisho) (@qzqrnl) June 8, 2021
【ポイント】
・代理店のリストから探さずに自分たちでコンテストを開いて集める
・フォロワー数よりも熱心なファンがついているかが選考基準
・インフルエンサーを「育てる」投資https://t.co/GKOxnIY4jt
特にインフルエンサーを育てる投資は徹底していて、プログラムに参加したインフルエンサーは平均して1年でInstagramのフォロワーが18%増、Youtubeのチャンネル登録が15%増とマイクロ・ナノからミディアムへと自分たちで育成し、契約面での法的なレクチャーや案件がきやすくなるポイントなども指導。
— 最所 あさみ(asami saisho) (@qzqrnl) June 8, 2021
もはやブランドアンバサダーのコミュニティを超えて、インフルエンサーエージェント的なビジネスすら展開できそうな勢いですが、今後はインフルエンサーに対しても顧客に対してもいかに成功体験を提供するかが大事になっていきそうな予感。
— 最所 あさみ(asami saisho) (@qzqrnl) June 8, 2021
「メターベース」がこれまでの小売の常識を根底から覆す
「小売再生」の著者ダグ・スティーブンスの仮想空間が消費行動に与える影響について論じた記事。今後の戦略においては購買行動のみならず、消費すらもバーチャル化することを念頭におかねばなと考えさせられます。すでにその兆候はゲームの世界を中心に現れ始めていて→https://t.co/v3lyGcuLwq
— 最所 あさみ(asami saisho) (@qzqrnl) June 7, 2021
→バーチャルだからこそ実世界よりも没入性が高い空間を作ることができ、それが人を動かす(=お金も動く)に繋がっているのかなあと。B.ジョセフとJ.H. ギルモアの最新刊に「体験」を4種類に分ける考え方がでてくるのですが、実店舗が体験を作る際どうしても顧客に体験を「与える」発想になりがちで→
— 最所 あさみ(asami saisho) (@qzqrnl) June 7, 2021
→他の3要素が考慮されていないことが顧客を惹きつけられない原因になっているのではないか、という話とも繋がっている気がします。という視点で考えると、改めて「実店舗の価値とはなんぞや」を再定義する必要がでてくるなあと。。。むむ。
— 最所 あさみ(asami saisho) (@qzqrnl) June 7, 2021
Instagramが二種類のインフルエンサーマーケ促進施策をローンチ
今日Instagramが二つの新機能をローンチしたと発表。一つ目はインフルエンサーがブランドタイアップ投稿に紐付けられるブランドを二種類まで増やしたこと、二つ目はスポンサードコンテンツであればReelsとライブ配信のインサイトも企業側が見られるようになったこと。https://t.co/9LMC9Aq17T
— 最所 あさみ(asami saisho) (@qzqrnl) June 7, 2021
一つ目に関しては、もともと3年くらい前から「ブランドコンテンツツール」として提供されていた、PR投稿であることをよりわかりやすく示すための機能がひとつのブランドの投稿のみならず、二つのブランドをインフルエンサーの投稿上でコラボさせられるようになったということでもあるなーと。
— 最所 あさみ(asami saisho) (@qzqrnl) June 7, 2021
ブランドイメージを毀損するような組み合わせの場合はスポンサードのタグ付けを承認しなければいいだけなのでブランド側にもコストはかからなさそう。むしろコラボとか別注が多い時代なので便利かも。あとアパレルとコスメどちらも展開してるブランドはトータルでPRしてもらうとかもできそう
— 最所 あさみ(asami saisho) (@qzqrnl) June 7, 2021
二つ目に関しては、先月24日にユーザーがReelsとインスタライブのインサイトを見られるようになったので、その延長でスポンサードコンテンツにも拡大された感じっぽい。ていうかソーシャルコマースの市場規模は中国がアメリカの10倍もある(3000億ドル)ってすごいな。。。
— 最所 あさみ(asami saisho) (@qzqrnl) June 7, 2021
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