誰も教えてくれない、店舗運営に必要な「守備力」
パンデミックの影響でECに力を入れるブランドが増えてきたからか、ブランドのSNS運用がさらに加速し、以前よりも活発になってきたことを感じる。これまでは店舗の前を通ったりショッピングモール内でたまたま見つけて購入するといったリアルならではの発見性が失われ、インターネットの海の中で見つけてもらわなければならなくなったのでSNSに力が入るのも自然な流れである。
しかしお店の場合は「SNSに力を入れる=情報を届ける」の図式で考えるのは危険なのではないか、と私は考えている。フォロワーを増やしたりインフルエンサーに取り上げてもらったり、クチコミ投稿を増やすことはたしかに重要だが、お店の場合はそれ「だけ」ではお金にならない。
SNSで「欲しい!」と思ってくれた人にいかに支障なく届けるか、その「守備力」こそがブランドのSNS運用で重要な部分なのではないかと思うのだ。
インフルエンサーによる「バズ」はメリットばかりではない
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