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EV普及の未来、日本は大丈夫?廃棄問題と中古市場の課題とは

電気自動車(EV)は、地球温暖化対策や化石燃料依存の低減という観点で重要な技術革新とされています。しかし、日本や世界全体でEVが普及した未来は、バッテリという新たなゴミ汚染課題も浮上すると思われます。日本が直面するであろうEV普及後の課題と、それが日本や発展途上国に与える影響について考察します。 EV廃棄時の環境問題EVはガソリン車と異なり、廃棄時に特有の課題を抱えています。その主な要因はバッテリーの処分やリサイクルです。 バッテリー廃棄のリスク EVに使われるリチウム

    • 騒音のない未来へ:EVがもたらす静かな暮らしとその課題

      騒音問題とEV普及への期待 自宅の裏手にある駐車場に止められているスポーツカー。そのエンジン音、特にアイドリング中の振動と騒音には正直うんざりしています。静かな住宅街に住みたいと願う者としては、この手の音は一日が台無しになるほどのストレスです。 そんな日々を過ごしていると、ふと「EV(電気自動車)がもっと普及してくれたらな」と思わざるを得ません。EVはエンジン音がほぼなく、静かに走行できるのが大きなメリットです。この静粛性は、環境問題やCO₂削減といった話題よりも身近で切

      • 職場のトイレトラブル:エアータオルで歯ブラシ乾燥、不潔すぎる行動

        先日、衝撃的な光景を目撃してしまいました。 私の職場はオフィスビルの中にあり、さまざまな会社が入居しています。トイレや手洗い場は共用なので、多くの人が使う場所です。基本的には清潔に保たれているのですが、先日、一つの出来事がその「清潔感」を根本から揺るがしました。 事件は手洗い場で起きた その日は昼休みが終わる頃で、トイレの手洗い場も比較的混み合っていました。そこで私は目撃したのです。 その別会社の人は 歯ブラシを持って歯磨きしていました。「おや、歯磨きをしていたのか」

        • 雨の日の通勤電車が限界…「満員電車ゼロ」公約の行方とは?

          雨の日の朝、通勤電車に乗ると、いつも以上にぎゅうぎゅう。人々の傘や濡れたカバンが触れ合って、さらに狭く感じます。これが毎日の風景なのですが、ふと疑問が頭をよぎりました。 2016年ごろ、小池知事が「満員電車ゼロ」を公約に掲げていたのを覚えていますか?期待していたものの、現実を見る限り、大きな変化があったとは言えません。もちろん、新型コロナウイルスの影響でリモートワークが進んだ部分はあります。ただ、それを享受しているのは大手企業の一部のエリート坊ちゃんたちだけ。中小企業で働く

        • EV普及の未来、日本は大丈夫?廃棄問題と中古市場の課題とは

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          米価高騰の理由と農家減少問題:都市部に出た若者たちはどう感じている?

          近年、農家の数が減少し、その主な原因は高齢化と後継者不足です。農村部で生まれ育った若者たちが、農業を継ぐことなく都会に移り、会社員や他の職業として働く選択をするケースが増えつづける。かつては地元に根付き、家業を継いでいた農家の次世代も、今では都市部での安定した収入や多様な生活スタイルに惹かれ、農地を離れていく傾向はいまも変わらない。 このような背景の中、今年は米の供給不足が深刻な問題として浮上し、米価が例年の倍近くまで上昇しました。米の価格が高騰する中、米の安定供給が今後ど

          米価高騰の理由と農家減少問題:都市部に出た若者たちはどう感じている?