配慮からくる恩恵
「仕事を減らす努力と仕事をする努力」
ーーあなたが居なくても仕事は終わる。
したがって、それに纏わるステークホルダーが楽できるようにサポートすることが仕事である。ある意味これでエゴは消え去り、理性的に振る舞えるようになるーーー
これまで最速を記録したわけだが、それは陽の仕事だった。つまり、目立った、際立った仕事であった。
しかし、よくよく考えてみると、本当の仕事とは、陰ながらの仕事が1番仕事らしい仕事になる。これを区分し分けて考えることにしたい。
「仕事を減らす努力」
ーーーー陰徳ーーーーー
仕事というのは、仕事を処理する技術だけではない。サポートする必要が出てくる。
プログラミングする場合においても、この陰徳とも言える「仕事を減らす努力」が必要になるだろう。
例えば、自由度を決定する要素はどこにあるだろうか、それは、処理とサポートによって、答えが出る。
A;サポート>処理
B;サポート<処理
C;サポート=処理
サポートとは、ここでは、考え得る仕事の全体を考慮し、さらには、人の動き、人の心理まで読み解く必要がある。
さらには、仕事の仕事まで行きつく思考能力が必要である。
陰ながら支えるという仕事の配慮やサポートのちからが必要であろう。
したがって、AかCが正解である。
対して、処理能力がサポートを下回れば、それは、処理できないものになるだろう。
そこで、「(サポート力)−(処理能力)」>0である場合には、それは、仕事を減らす努力が実っている証拠である。
しかし、これが「(サポート力)−(処理能力)」<0であれば、処理できない量だけ仕事があるということになってしまう。
そこで、「(サポート力)−(処理能力)」>=0であるのが条件となる。
「陰徳−陽徳>=0」
ーーーサポート力➖処理力ーーーー
目立ち、際立った仕事をできる人間は限られている。その人間は、陰徳を詰む人間でなれば、凡そ、相応しくない。
「陰徳あっての陽徳」
陰ながらの働きは超重要かつ、それがあれば、他のものが処理可能なレベルに落とし込まなければならない。
むしろ、処理するアタッカーが多いなら、サポート役に回る方が戦略的に素晴らしいものになるだろう。
したがって、処理力が高いものが多ければ、それだけサポート力を必要とするだろう。
「我(ego)を失くす技術」
ーーーー「陰徳➖陽徳」>=0ーーーー
配慮こそ、サポート役に相応しい。
陰ながらの努力こそが、立派な配慮と我を失くすためにの必要十分条件である。
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