抽象度と具体性の関係など
僕は結構、人前では迎合するものだ。
また、大衆受けするような民度の高いことを主張もするときもある。ただ、人までは本心というか、独自に思っている内容は表にほとんど出さない。割合としては、迎合と民度の高いことが8割だ。本心は2割といったところか。
この方が自分も楽だし、相手もそれを好むひとが多かれ少なかれいると思う。少なくとも、本心をただただ出しているひととは異なると言って良い。
よく言えば良い人であり、悪いえばビビりとかかっこ悪いと言える。
次にレイヤーの話をしていこうと思う。
レイヤーとは抽象度のことを指し、レイヤーの高さがそのまま抽象度の高さだ。
例えば、洗い物をすることがレイヤーlevel1だとすると、他の家事を含めた戦略や役割分担、頻度、回数、そうしたことの全体的な計算をすることがlevel2だといえる。これはレイヤーの高い方がレベルが高いというわけではなく、ただ抽象度の違いで水準を決めているだけである。
ここで問題があるといえるのは、抽象度が高いと具体化が不得意になると言う点と、具体度が高いと抽象性が不得意になるという点だ。
つまり、戦略的に全体論を論じるほど、机の上の空論になりやすく、反対に、具体的なことだけをすればなぜそれをするのかを問わなくなるということだ。
この関係は知能と知性の話でも出したことがある。
つまり、知能が高いと抽象性の世界で有利であるがより具体的なことが不得意になる傾向があり、知性が高いと具体的なことで有利に働くが抽象的なことに疎くなるということである。
ところでここまで話した上で今日のテーマに移ることにしたい。「上から目線の条件」がそのテーマである。
これには2つの場合にわけられる。
これは倫理、道徳、法学の割合と範疇にわけて考えることができる。無条件化、つまり会社のような上下関係がはっきりしない家庭や友達との関係においてと、会社のように上下関係がはっきりしている条件下にわけることでそれらを明らかにできるだろう。
無法地帯;無条件化 家庭や知人友人
a氏とb氏、c氏がいて
a=b=cという上下関係がある場合を考える。
この場合aが率先してリーダーを担当した時に、bやcが文句を言ったり、上から目線だと言ったことが起こりうる。この場合、倫理が6割、道徳が3割、法が1割となることが推測される。
法地帯;条件化 会社などの組織
a氏、b氏、c氏がいて
a>b>cという上下関係がある場合を考える。
この場合aが率先して管理者を担当した時に、bやcが文句を言ったり、受けから目線だと言ったことが起こりうる。この場合、倫理が1割、道徳3割、法が6割となることが推測される。
ここまでをまとると・・・
⑴迎合、民度の高さ、本心・それらの度合・割合
⑵抽象度(レイヤー)を上げると具体性が欠けるし、下げると具体性が上がる
⑶無法地帯と法地帯での倫理、道徳、法の割合が異なる
ここまで話ていたら次の話ができますので一旦ここで終わらせていただきたい!