相手の本質を掴みつつ、推測する訓練
〈抽象聞き、超推測〉
ひというのは、ある種のコンプレックスを克服することによって、大きな才能を発揮することがある。これは、例えば、ある種の障害を持ったものが、その障害を思い悩み、それを解決したことによって、開花すること、と言い換えられる。意外と,才能があると思われるひとは、そうした障害を克服して、才能が、開花したひとが、多いということなのだ。
この題というのは、この①から④をもしかすると、統一するかもしれない考え方だ。
例えば、このようなことはないだろうか?
数学をしていて、計算は、正確だけど、発想や、応用といったものが、できない、わからないといったことや、英語で、読み書きはできても、聴くと、わからない、早すぎると感じる。
または、将棋をしていて、対戦と、詰将棋が、結びついてこないなどということである。
このような状況というのは、もしかすると、同じ問題ではないか、と考えたのだが,その答えば、このタイトルの、抽象聴きと、超推測なのだ。
〈抽象聴き、超推測とは何か〉
これは、あくまで、訓練であるが、よりはやく、より的確に、相手がいいたことを抽象化し、本質的に要約する能力と、それと同時並行して、類推するアンテナを働かせるというものだ。この部分化(抽象化)と、全体化(類推)を同時並行にするところが、ポイントだ。
これをする理由は、物事の関係性、ここでは、次のような状況を思い出してほしいのだが、
物事の関係性を本質的に理解し、なおかつ、推測をやめない、態度をこの「抽象聴き、超推測」でしていくわけだ。
この問題は、未知と、既知の割合の学習であるとも捉えることができる。
また、このほか、「知っていることを適切に相手に伝えるチカラ」、「相手が言ったことを的確に理解するチカラ」に、相当する。
つまり、英語で言うなら,スピーキング(リスニングしつつ、話す)にあたる学習だということだ。