社会分野を学ぶ意義について
〈曲芸〉
さて、曲芸とは、一部の機能を制限し、危険性を高め、負荷をかける訓練によって、正常のときの機能性をアップすることだった。
例;目隠しして、盤状を読み上げてもらい、詰将棋を回答する
例;目隠しして、算数の問題を読み上げてもらい、解答する
例;1番状態の悪いときに、あえてしてみる
〈社会とは何か〉
社会とはいえ、範囲は広いものとなる。
具体的には、公民・地理・歴史・法学・経営学・経済学であり、公民には、哲学・倫理・現代社会・政治経済があり、歴史には、世界史・日本史がある。
法学といえども、その中に、憲法・民法・刑法・商法・民事訴訟法・刑事訴訟法・特許法などがある。
さらに、経済学には、統計学、数学、地理、世界経済、ニュース、公民、歴史、算数、ビジネスなどを含む。
〈何が得られるか〉
具体的には、世界情勢を読み、株や、ビットコイン、投資信託、動産、などを読み実際に利益を得るなどや、モノポリーのように、不動産を買ったり、もっと大きな収益を得たりすることもできる。(economist)
そのほか、哲学、倫理に基づく、法学が理解できるようになる上に、知っていないと終わりの世界であるその法律に、強くなることによって、見え隠れする、見えない法の精神によって、正しく振る舞うことができるようになる。
また、音楽や美術の歴史なども割と容易く理解できるようになるだろう。
今のところ、社会、理学、語学、芸術という4つの大きな枠組みしな存在しないと考えられるから、社会を悉く理解し、知ることができるなら、世界の4分の1を知り、理解することができるということになる。
また、語学や、理学は、実務や、実際に使えないと意味がない、もはや、媒体としての精密な機能を有することが、求められる難しいものであるのに対して、社会や、芸術というのは、知り、理解していれば、それほど、実務や、実際に使えないと意味がないというような状況は起こりにくいものである。
また、実際の仕事では、この4つの分野のうち、語学と理学で十分ことが足りるほどであり、世界のすべてを理解し、知る必要もない。
また、そもそも、18〜20歳から、65〜70歳までに、ほとんどの人が、実務に携わることを考慮してみても、語学や理学を除いて、それに必要な知識や理解は、社会や、芸術には、あまりないように思う。
よって、生活をより豊かに知性溢れるものにするという目的の方が強いのが、この2つの分野、社会と芸術なのである。
音楽は、心の栄養である
というような言葉からしても、そのような、芸術、特に、美術や音楽は、目に見えない経験者しかわからないような可視化できない利益や、得られるものがあるのも確かである。
社会は、そのような技術を通して、得られる経験がないようにさえ思う。
しかし、旅行にいって、実際の世界を体験したり、外国人と話をしたり、映画を観るなど、外界の世界に直接、体験する機会がないわけでもない。
確かに、実務に必要なのが、理学・語学であることが大半であるけれども、社会と芸術なしに、知性は語り得ないと思う。
その意味で、生活をより豊かにするのが、この2つの分野であるといえるだろう。