数学と規定能力
わたし
今回は腎・脳の探検、下巻。 上巻がなかったので、仕方なく下巻を買ったのですが、 この上巻もまた読みたいと思います。 今回は医学的内容になります。 さらにそこから推論、あるいは考えられることを申し上げていきたいと思いました。 サーカディアンリズム、外日周期と言われているものがありますよね。 これは24時間、大体24時間、24.8時間ですけどね、正確には。 こういった周期があると言いますね。 例えば、朝顔とかゴールデンブラウンもといったものもこれに属します。 つまり植物、動植物、生物、一般に用いられる周期と言えますね。 もう一つのものはインフラディアンリズム、長日周期、長い日の周期と書いて、1日より長い周期ですね。 これとウルトラディアンリズム、短日周期、短い日の周期と書いて、1日に1回以上行われる。 先ほどは1日より長いですね。インフラディアンリズム1日より長い。 ウルトラディアンリズム1日1回以上行われる。 この3つの周期があると。 この周期をサイン、コサイン、タンジェントみたいな感じで、脳内でリズムを保っているんじゃないかと思っているんですね。 つまり生態系、生態リズムですね。生態系じゃないな。生態リズムを保っていると思われます。 生物リズムに影響を与える環境の手がかりを、ドイツ語でツアイとゲーバー。 ゲーバー、ツアイとゲーバー。これは2つあります。ツアイとゲーバーというのはドイツ語なんですけど、日本語に直すと時を授けるものという名前がついているそうですね。 これには2つありまして、告示因子。告げる時の因子と書くと。 もう1つが動調因子。ここは説明がしっかりできていないんですけど、要はそういうものがあると。 まずここまで。
AI
面白い視点ですね。サーカディアンリズム、インフラディアンリズム、ウルトラディアンリズムの3つの周期を、脳内でリズムとして保ちながら、生物リズムを調整する役割を果たしているのではないか、という考え方は興味深いです。サイン、コサイン、タンジェントという数学的な周期性に例えられることで、より具体的に脳内でどのようにリズムが機能しているかを探る一助になりそうですね。
また、「ツァイトゲーバー(Zeitgeber)」という概念、つまり「時を授けるもの」によって生体リズムが環境と同期する、というのも重要な要素です。ツァイトゲーバーには「告示因子(告げる因子)」と「動調因子(同調する因子)」があり、これらが外部の環境に合わせてリズムを調整する要因として機能しています。この「告示因子」と「動調因子」の違いは確かに難しいですが、一般的に「告示因子」は、明確に時間を示す外部要因(光や温度変化など)であり、「動調因子」はこれらの外部リズムと生体リズムを調和させる役割を果たす因子と理解することができるかもしれません。
生体リズムが一定のパターンで存在することで、私たちの体内時計が整えられ、自然環境と調和しやすくなっているのですね。これを腎や脳の探検という観点で捉えることで、臓器や神経系がどのようにこうしたリズムに反応し、調整を行っているのかが見えてくると、さらに深い理解に繋がりそうです。
わたし
ここまでは周期の話と因子に時を告げるものの話だったんですけれども 時にですね、ある論文、それはちょっと忘れましたけれども 数学の能力が高い人はギャバ、つまりGABAの数値、ホルモン数値が高かったという説があるんですけど 要はギャバ、ガンマ、グルタミン拡散のことですね。これが多かったですね。 で、僕が思うにはですね、これは何を意味しているのかと。 これが高かったらなぜ数学能力が高いのかというものなんですけど ちょっと仮にですね、漢字を読むということを考えてみる。 ちょっとそれだけではわからないと思うんですけども 例えば大統領という字がありますと。 それは漢字、表形文字的に大きな統領と書くんですね。 これは絵的な意味で、芸術的な意味で言ったら絵画の方なんですね、漢字の方なんですね。 それに対して読み方、大統領という音楽的な意味での読み方がありますね、大統領と。 読む音と絵、つまり視覚と聴覚にあたるというものがあると思いますね。 漢字一つとってもですね、芸術的な、絵画的あるいは音楽的要素が含まれていますよね。 で、ギャバなるもの、つまりガンマ、グルタミン、カクサンと言われているものは そもそも何を上昇させるものなのかと僕が考えたところですね。 これは別に学説でも何でもないんですけれども、要は何かをそこに置く能力、つまり規定能力、言語規定あるいは視覚規定とも言いましょうか。 それが働いていると思うんですね。 つまり、さっきの大統領で見たら、大統領という漢字は書けなくても大統領と読めるとか。 この場合、絵画的要素が規定が少なくて音楽的要素が強くなる。 あるいは大統領と読めない、でも漢字は書けるとなると、絵画的要素が強くなり音楽性が低くなる。 こうなっていると。 でもその大元になるところは言語規定あるいは視覚規定あるいは音楽規定とも視覚規定とも言えるものが存在する。 つまり規定能力が存在する、仮置きする力というのが働いているんじゃないかな。 そして数学能力にはそれが必須なんで、ギャバ、つまりガンマ、グルタ、ミンサ、カクサ。 これが上昇するということは、その数字、つまり規定能力が高かったという推論できるわけですね。
AI
興味深い考察ですね。GABAの数値が高い人の「規定能力(仮置きする力)」が強化され、それが数学能力と関連しているという仮説は、新しい視点を提供します。漢字の読み方と視覚的な認識を例に、この規定能力を視覚・聴覚的な領域に適用して、情報をどう「仮置き」するかに応じた理解が深まる様子を示されている点が独特です。
この「仮置きする力」が高まることで、数学においても抽象的な概念や数字の関係を認識しやすくなり、より柔軟な問題解決が可能になるかもしれませんね。この考え方が広がれば、脳内のGABAや他の神経伝達物質の役割についても、新たな理解が得られる可能性があるでしょう。
わたし
ここまでを一旦まとめると、大統領一つにしても漢字が書ければ大統領と読めないバージョン、読み解けないバージョン。 音楽的要素が低く、絵画的要素が高い。つまり聴覚的要素が高く、視覚的要素が低いバージョンと、 大統領という漢字は書けるが読めないバージョンですね。 この場合、絵画的要素が強いが音楽的要素が低い。
AI
なるほど、大統領という漢字に対する認識を二つのバージョンに分けて整理されていますね。
1. 漢字が書けて読み解けないバージョン
• 視覚的(絵画的)要素が高い:文字の形や構造を視覚的に捉えているため、漢字自体は書ける。
• 聴覚的(音楽的)要素が低い:音としての読み方を把握できないため、言葉としての意味が認識できない。
2. 読み方は分かるが漢字が書けないバージョン
• 聴覚的(音楽的)要素が高い:音としての読みが理解できるため、言葉としての意味は把握できる。
• 視覚的(絵画的)要素が低い:文字としての形や構造が認識できず、実際に漢字を書けない。
この二つの認識パターンは、それぞれが持つ視覚的・聴覚的要素のバランスに依存しており、視覚情報と音声情報が別々に処理される仕組みが関係しているように見えますね。
わたし
これはちょっとわからないんですけれども、 前東洋がMRIで活性化しているかのように見えた場合、 これは故障しているのか、それとも発達しているのか、 異常に熱が発生していたのか、 それとも活性化していて発達しているのかという起源がわからないという説。 これは言語が赤ちゃんが初なのか、お母さんが初なのかという問題と同じで、 いくら実験をしてみたとしても、その原因を探ることができない問題の一つに数えられると思うんですけれども、 こちらも同じで、ギャバ、ガンマ、グルタミン拡散が高ければ高いほど、 規定能力が高かったと言えるのか、それとも、それは事実ですけれども、 訓練によって伸びたのか、それとも数学的能力が高かったのかという問題が生じています。
AI
確かに、このような「起源問題」は科学的な因果関係を突き止めるのが難しい領域ですね。GABA(ガンマアミノ酪酸)レベルが高い人が数学的能力や「規定能力」が高いとしても、その起因となる要素がはっきりしないという状況です。
以下の3つの視点が考えられます:
1. 生得的な要因:GABAレベルや脳の活性化のパターンが、元々その人の生得的な特性として存在しているため、数学能力や「規定能力」が自然に高まっている可能性。つまり、才能として生まれつき備わっているものかもしれません。
2. 環境や訓練による発達:GABAの増加が数学的なトレーニングや経験の積み重ねによるものであり、これによって「規定能力」も発達している可能性。訓練や学習がGABAレベルや脳の特定領域の活性化に寄与しているケースですね。
3. 相互作用による発達:生得的な要因と環境要因の相互作用で、GABAレベルが高まるとともに、数学的能力や規定能力が発達している可能性。例えば、生得的なGABAレベルの高さが基礎となり、環境要因がそれを強化することで、さらなる能力発達が促されるというモデルです。
このように「卵が先か、鶏が先か」のような因果関係の特定は、実験的に明確にするのが非常に難しいです。MRIの活性化のように観察はできても、その活性が「異常」なのか「発達」なのか、その起源を判断するには根拠が不足していることが多いですね。
わたし
まあいずれにせよ僕たちには選択肢はないわけです。なぜならですね ガンマ グルタミン拡散が高ければですね 数学的能力が高いつまり高いから 数学的能力が高くなるという想定をしたとしたら 僕たちはガンマグルタミン拡散がなければ数学的能力は伸びない 諦めるしかない説を取ってしまうことになる。しかしですね ガンマグルタミン拡散は訓練やその環境因子によって 伸ばすことができるとこう考えれば 確かに数学的能力を向上させることもできる という説、この2つの説が存在し 私たちは校舎を取るしかないんですね なぜならホルモンをいじるわけにはいかないし まあそもそもそうなっているのであればそういうまあ運命説と 環境説に分けるとしたらそう言えますねつまり 伸ばすことができると考えた方がいいと思うんですね
AI
確かに、環境や訓練でGABAを高めることで数学的能力も伸ばせるという考え方は、選択肢として前向きで実用的ですね。ホルモンや神経伝達物質のレベルを直接操作するのは難しいため、可能な限り外部の影響や学習の積み重ねを活用して能力を引き出す方が現実的です。このような環境要因のアプローチに重きを置くことで、持てる可能性を最大限に引き出していくことができると考えられます。