いろいろな言語でフォント
4月10日はフォントの日です。
今回はいろいろな言語でフォント関連の単語を取り上げます。
いろいろな言語でフォント
英語〈Font〉[🇬🇧fɒnt フォント/🇺🇸fɑnt ファント]に由来する単語及び翻字です。
【Font】ほとんどのラテン文字使用言語
【Font / 𐑓𐑪𐑯𐑑】イギリス英
【Font / 𐐙𐐱𐑌𐐻 , 𐐙𐐪𐑌𐐻】アメリカ英 - 方言によっては〈ファーント〉[fɑːnt]と発音され、デセレット文字表記の後者がその表記となる。
【Fonta】インドネシア
【Fonte】フランス、ポルトガル
【Fonto】エスペラント
【Fontti】フィンランド
【Fon】マレー、インドネシア
【Fount / 𐑓𐑬𐑯𐑑】イギリス英 - 書体を意味する本来の単語
【Ffont】ウェールズ
【Phông】ベトナム - 字体は〈Phông chữ〉[フォンチュー]と表記。
【Φοντ】ギリシャ
【Фонт】ほとんどのキリル文字使用言語
【Афонт】アブハズ
【Ֆոնթ】西アルメニア
【Ֆոնտ】アルメニア
【ფონტი / ᲤᲝᲜᲢᲘ / Ⴔⴍⴌⴒⴈ】ジョージア
【ჶონტი / ᲶᲝᲜᲢᲘ / Фⴍⴌⴒⴈ】ラズ
【פונט】ヘブライ
【פֿאָנט】イディッシュ
【فانت】ペルシア、タジク、ウズベク
【فانٹ】ウルドゥー
【فانٛٹ】カシミール
【فون】ジャウィ
【فونت】アラビア、ペルシア、ダリー、カザフ
【ڧونت】ウイグル - ファ行音が本来の字形である上1点付きクヮーフ《ڧ》になっている。
【فونٹ】ウルドゥー、西パンジャブ
【فونټ】パシュトー
【فۆنت】ソラニー
【ފޮންޓް】ディベヒ
【ܦܘܢܛ】アッシリア現代アラム
【फण्ट】ネパール
【फन्त】ネパール
【फाँट】マラーティー
【फाँट / 𑆦𑆼𑆀𑆛】カシミール
【फॉण्ट】マラーティー
【फॉन्ट】ヒンディー
【फ़ॉण्ट】ヒンディー - ヌクタ記号は省略されることが多い(他のインド系文字も同様)。
【फ़ॉन्ट】ヒンディー
【ফণ্ট】アッサム
【ফন্ট】ベンガル
【ਫ਼ੌਂਟ , ਫੌਂਟ】パンジャブ
【𑐦𑐣𑑂𑐚 / फन्ट】ネワール
【ꯐꯣꯟꯇ / ফোন্ত】マニプーリ
【ફોન્ટ】グジャラート
【𑂤𑂷𑂁𑂗 / फोंट】ビハール/ボージュプリー
【𑒤𑒢𑓂𑒙 / फन्ट】マイティリー
【𑠟𑠺𑠬𑠝𑠹𑠔 / फ़ॉन्ट】ドーグリー
【ଫଣ୍ଟ】オリヤー
【ஃபாண்ட்】タミル
【ఫాంటు】テルグ
【ಫಾಂಟ್ , ಫ಼ಾಂಟ್】カンナダ
【ഫോണ്ട്】マラヤラム
【ෆොන්ට්】シンハラ
【ဖောင့်】ビルマ、パオウ
【ဖောဏ္ဋ / Phoṇṭa】パーリ
【ហ្វន់ , ហ្វន】クメール
【ฟอนต์】タイ
【ຟອນ】ラオ
【ꦥ꦳ꦺꦴꦤ꧀ / Fon】ジャワ - 複数形は〈ꦥ꦳ꦺꦴꦤ꧀ꧏ / Fon² , Fon-fon〉[フォンフォン]。
【ᬧᭀᬦ᭄ / Fon】バリ
【ᮖᮧᮔ᮪】スンダ
【ᨄᨚᨊᨈ / Font , Fonta】ブギス
【ᜉᜓᜈ᜔ᜆ᜔ / Pont , Font】タガログ/フィリピノ
【ᜉᜓᜈ᜔ᜆᜒ / Ponte】タガログ/フィリピノ
【ᜩᜳᜨ᜴ᜦ᜴】ハヌノオ
【ᝉᝓᝆᝒ】ブヒッド
【ᝩᝳᝦᝲ】タグバヌワ
【폰트】韓国
【ፎንቶ】アムハラ、ティグリニャ
【ⴼⵓⵏⵜ】アマジグ
シュリフト系統
ドイツ語でフォント及び文字の意である〈Schrift〉[シュリフト]は英語で文字及び筆記体の意の〈Script〉[スクリプト]と同ルーツで、ヨーロッパや中央アジアなどの言語に借用されています。
【Schrift】ドイツ、オランダ
【Schrëft】ルクセンブルク
【Shrift】ウズベク
【Skrif】アフリカーンス
【Skrift】スウェーデン、デンマーク、ノルウェー
【Šrift】エストニア
【Šriftas】リトアニア
【Şrift】アゼルバイジャン、トルクメン
【Шрифт】ほとんどのキリル文字使用言語
【Шрыфт】ベラルーシ
【Шріфт】ルシン
【Ашрифт】アブハズ
【Շրիֆթ】西アルメニア
【Շրիֆտ】アルメニア
【შრიფტი / ᲨᲠᲘᲤᲢᲘ / Ⴘⴐⴈⴔⴒⴈ】ジョージア
【შრიჶტი / ᲨᲠᲘᲶᲢᲘ / Ⴘⴐⴈфⴒⴈ】ラズ
【שריפֿט】イディッシュ
【شرىڧت】ウイグル - ネット上での表記は1点付きクヮーフ《ڧ》からファー《ف》に置き換えた〈شرىفت〉が主流。
【شرىيفت】カザフ