雑煮との付き合い方(580)
雑煮は一般に正月に食べますが、うちでは通年食べます。
ふんわりと香る鰹の出汁としょうゆの風味の組み合わせがたまりません。
その上餅も常備しているので、数少ないメニューレパートリーの中に雑煮が加わるのは自然の成り行きでしょう。
具材を叩き切って鍋に放り込み、少し火が通ったらほんだしとしょうゆで味付けしたら、角餅をぽいぽいっといれたら、ハイっ!できあがり!
おふくろが作っていたのもほぼ同じものでした。
鰹節で出汁を取るなんてことしない人ですから。
いや、普通もやらないよね、新年早々そんなめんどうくさいこと(^○^)
元嫁と同棲を始めた最初の正月、義姉にお呼ばれしました。
簡単なおせちと雑煮が出ます。
その雑煮は雑煮の常識を覆す味でした。
鴨だしだったのです。
もちろん鴨肉も入ってます。
あれはうまかったなぁ。
今の時代、クックパッドという良い先生がいますから。自分でも作れないことはないとは思うのですが、「正月なんてただの連休でしかない」という意識を頑なに持ち続けているし、年末の疲れ切っている時に鴨肉を買いに行こうという気がおこらないのが原因です。
鴨肉なんて贅沢なものでなくとも、鶏肉で十分グレードアップできると思います。
わかっていますとも!
でもね、冒頭に書いたように、うちでは一年中食べるものなので、そのうち作ることになるかもしれません。
たかが雑煮、されど雑煮。