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月と種まき

作物によって種をまくのに適した時期があります。
それぞれの作物に適した種まきの季節や気温があり、それを外すとうまく発芽しなかったり、生育不良になってしまったり…種まきのタイミングはとても重要です。

上記を踏まえた上で、今回はさらに種をまく際に意識することをまとめてみようと思います。

「あるもの農園」では10月15日と11月16日に種をまきました。
いずれも、満月の3〜5日前です。

満月、もしくは満月に向かっている時に種をまくと良いというのは聞いたことがあったのですが、その理由は知りませんでした。

どうやら、種まきと満月には深い関係があるようです。

満月と新月を比較しながら、その理由をまとめていきたいと思います。

●満月と新月では、「月」と「太陽」と「地球」の並び方が異なります。


満月の時は、「太陽ー地球ー月」
新月の時は、「太陽ー月ー地球」と並びます。


太陽と地球、月と地球、どちらも引力により引き合っています。

この引力を地球の地表面から考えた場合↓
●満月の時は月が上に、太陽が下に引っ張り、互いの引力が均衡します。月と太陽の引力が均衡していると、根が張りやすくなるのです。


●一方で、新月の時は月も太陽も同じ方向に力が働き、根が張る前に芽がヒョロヒョロと伸びてしまうのです。


その他にも、満月や満月に向かっている時に種をまくと良い理由があります。

地球は月の引力によって呼吸をしています。
満月の時は月の引力で地下水位が上がり、地表近くまで土が濡れているので、種が吸水しやすくなり発芽を促します。

また、発芽するのに光を必要とする好光性種子は、日中の太陽光よりも、太陽光が反射した「月光」がある方が発芽率が上がるとされています。

葉物野菜の収穫は作物に水分が行き渡る満月の時が良い、果菜類は水分が減った新月の時に収穫すると甘い等とも言われ、月と作物には深い関係があることが分かります。

◉肥料や農薬を与えない農法では、このような月の動き、自然の循環を意識しながら栽培することがより一層重要になるのです!


余談ですが、出産も満月の日に多いと言います。
満月の時の「太陽ー地球ー月」の並びに基づく引力の作用を知ると、その理由にも頷けるような…(※科学的立証はないそうですが)

かく言う本日12月19日は、今年最後の満月です。
予定日まで1週間、もしかして陣痛が来るかな?と待ち構えているのですが、今のところ全くその気配はなし(^_^;)赤ちゃんはまだお腹の中で安住しているようです。

あまり構えずに、気長に待ちたいと思います♩

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