「居心地が良い」にも、苦い〜甘いまでグラデーションがあるよ。
自分の意に沿わない事に対して、悲しくて腹が立っていじけて、一人で思い出してその頃の気持ちに心酔して、現実に戻るって繰り返してた時期がありました。
人に言われてハッとしたのですが、当時の私の心は悲しさに浸って落ち着いてました。
そうやって、居心地いい考えを選んでたんだと思う。
「もう、あの頃は戻ってこない」「あの頃が心地良くて大好きだった」「あの頃を奪った奴を許さない」
そう思うことで、居心地のいいその世界に浸って離れずに居たんだと、今更ながら気づいたのです。
それはもう、過去のもので今はもう無いものだから。
未だにその癖が抜けてないことに気付いて、いや無意識に繰り返そうとしてまして。
それを指摘してくれたのは、私以外の人間で。
そりゃそうだ。
外からの指摘にハッとして、今まで辛いと思ってたあの頃、わたし居心地良くて浸ってたんだ!って。
過去にしがみつく事で、薬味的な苦味が美味しい感じ…苦い悲しみが快感になってしまう事も体得済み。
未来を描く快感は、今楽しんでいて!甘くて柔らかなとろける美味しさを感じている。
こっちの美味しさもあることを私の人生で知る。
ほんとにこの世は、必ず両方が存在して、両方を味わうように出来てるんだ。
必ず両方ある事を知る。
結局、私は自分にとって居心地良く過ごして来ただけなんだな〜
居心地の良い方へ行くばかりだ。