マ社長の星屑レビュー☆第3回 Six months is a long time/Kakkmaddafakka
今回は2013年にリリースされたノルウェーはベルゲンを拠点とするインディーポップ集団、「カックマダファッカ」の3枚目のアルバムを紹介したいと思います。
ノルウェーのバンドにありがちなのですが、くるりと対バンツアーをした「Motorpsycho」もそうだったように、ライブごとにメンバーが増えたり減ったりする模様です。
後ほどライブ映像のリンクも張っておきますが、中心メンバーはギター/ボーカル、ギター/チェロ、鍵盤、ドラム、ベースの5人で、ライブではコーラス兼踊りの3人が加わるみたいです。そんな楽しげなバンドです。
まずこのバンドとの出会いですが、覚えておりません。でも昔からノルウェーのバンドは楽しいという信仰が何となくありまして、古いところでは「A-ha」から「JAGA JAZZIST」、「Sondre Lerche」とかパイレーツメタルまで、なんか偏ってますが、好きなものが多かったのです。そこで、ノルウェー繋がりから出会ったのかもしれません。
最初に聴いた時の印象は「Supergrass」のデビューアルバムのフレッシュさと「Elvis Costello & The Attractions」の踊れる演奏を足したようなバンドだなと思いました。こう書いてみるとほめ過ぎやろと思うのですが「The Buggles」の「Video Killed the Radio Star」のようなインパクトと「Supergrass」の「Alright」を足して、「Vampire Weekend」の現代感で割ればこんなかんじになるのかなと思います。とにかくポップでキャッチーでダンサブルでアホっていう、とにかくお外で聴きたくなる音楽です。
ここで何曲か載っけておきますが、彼らのコンセプトとして、とにかく踊る。可愛らしい女の子を出演させる。というのにつきると思います。
本人達はいたって弱そうな文学系パーリーピーポーなのですが、そこらへんのギャップも楽しいです。
「Someone New」
https://www.youtube.com/watch?v=HSt_lhknFFI
ピアノが曲者なんですよね。突然曲を一気に持っていってくれたり、職人になったり、ピアノを聴いているだけでも楽しいですよ。
「Young」
https://www.youtube.com/watch?v=YsVlkjVi2gE
こちらはライブ映像も含まれていますので、どんなバンドかわかりやすいです。中盤のブルースパートに突然なるのもいいんですが、とにかくモテたいというのがひしひしと伝わってきます。
「Forever Alone」
年齢制限がついているみたいですが、これに至っては海辺で水着女子がシャンパン飲みながら乳出して踊っているだけです。
「Full Concert Live」
https://www.youtube.com/watch?v=7UZc7yCz8hs
こちらが1時間弱のライブ映像なんですが、コーラス兼踊りの3人がいいです。この踊りはもう米米クラブのシュークリームシュじゃないか!これは会場にいたら盛り上がってしまうこと間違い無しですね。セクシーな曲者ピアノマンも途中でメインボーカル取っているのですが、ギターも含めてシャツのボタン開け過ぎです。
というわけで、今回はノルウェーの音楽集団「Kakkmaddafakka」をご紹介いたしました。来日したことがあるのかは知りませんが、ぜひライブに遊びに行ってみたいバンドです。
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