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両親宅のPC事情

二人の年齢を足すとおよそ130にもなろうという両親だが,昨日わたしはその両親宅のPC利用環境整備に出向いていた。

まとめると以下のような整備だ。

ToBe

年賀状の宛名印刷を行いたい。宛名住所を簡単に管理したい。

AsIs

両親宅にはWindows7のノートPCが1台と,旧世代MacBook Air1台。

Windowsマシンは母のパソコン教室用。Microsoft Office2011ワードの使い方などを習っているらしいが,詳細は不明。教室ではMacの利用に対応していないため,斡旋してもらったWindowsマシンを購入したとのこと。Excelに去年の年賀状の宛名リストがある。父はほとんど利用しない。

MBAは以前私の家で使っていたものを譲った。父がソリティアゲームに使うほか,メール閲覧やネット検索などで両親共利用。

昨年はExcel宛名リストから年賀状の宛名を直接印刷する方法がわからず,リストを見ながら手書きで宛名印刷した,との由。

やったこと

MBAに年賀状印刷ツールを導入。Excelの宛名リストからツールにインポート。MBAからプリンタが利用できるように環境設定。

始まりは母からの『新しいWindows10のマシンを買いたいから選定に付き合ってほしい』という話だった。なんでも,企業で利用していたマシンのリユースを大量に取り扱っている財団みたいなのがあって,そこが近くの文化施設で販売会みたいなのをやっている,とのこと。

いつまでもWindows7というのも物騒だ(オフラインでしか使わないらしいが)と思っていたので,いいよと言って一緒に車でその施設まで向かった。

道中の車中で会話中(早口言葉みたいだ),年賀状宛名印刷をしたい,去年は手書きで大変だった,販売会のチラシによるとWindows10マシンにはOfficeと年賀状ソフトがプリインストールされていると書いてあった,などの話を聞いた。個人的にはプリインストールというのはあまり好きではないが,まあ趣味の範囲か,と判断保留した。あとから見た結果的には,この時点で引き返してMBAに宛名印刷ソフトを入れた方が早かったろうとは思うが,まあクライアントの満足感もだいじだよね。

販売会に行ってみるともう終盤で2種類しか残っていなかったが,メモリ8G/SSD120GのノートPCが値頃だったので購入手続きをしようと詳しい申込書面を見てみた。"プリインストールはキングソフトのoffice互換ソフト"で萎えて,"内蔵バッテリーは充電不可なので常に電源接続で利用すること"とあったので購入はしないことにした。周りを見てみると結構な数のご老人が購入手続きをしていたので,すこし暗澹たる思いを抱いたが,まあ趣味の範囲か,と判断保留した(15分ぶり2回目)。

さて帰りの道中,残念だったねでも宛名印刷ならMBAでできると思うよソフトを購入してもPC買うよりは安いだろうよ宛名リストのインポートもやってあげられると思うからそっちにしようぜ,と話をして,両親宅到着後に早速App Storeを開き,宛名ソフト購入¥8,800也。

次に宛名リストのインポート。調べるとcsvのインポートができるとのことなので,Excelの宛名リストをすこし整形して(姓名が1カラムになっていたので姓と名に分離しただけ)インポート。宛名ソフト上でインポート結果を両親に確認してもらい,完了。

続いてテスト印刷。するとプリンタのキューに1年くらい前のプリントタスクが積みっぱなしになっていて(すげえ),全く応答しない。粛々とドライバの削除と再インストール,プリンタ再接続で復旧。黒のインクが少なくなっているアラートが出ていたので,対応するカートリッジの型番リストを印刷して両親に渡し,すぐに父が買いに出て行った。

ここまでやってもういいかなと思い,もういいよねと聞き,iPhoneのアプリの相談にちょっと乗って,お菓子をもらい,帰宅した。


田舎かつ高齢者対象のPC事情にちょっと言いたいこと(苦言)があるが,それはまたの機会にする。まーとにかく疲れた。やれやれ

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