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くくるんにーじゅ 【8】

XさんFM 「また⒎月15日は、旧7月15日は、」 わたしM 「はい、」 XさんFM 「りきまそーれ、」 わたしM 「これも開けることは開けるんですね、」 わたしM 「旧7月15日は、何という行事なんですか?」 XさんFM 「こっちはシチガツ、旧7月、」 わたしM 「はい、」 XさんFM 「7月15日は、」 XさんFM 「はーっ、」 わたしM 「何ていいますかね?」 XさんFM 「はーっ、」 XさんFM 「シチガツといっています。」 わたしM 「シチガ

    • くくるんにーじゅ 【7】

      XさんFM 「6月は、旧5月の15日に、旧6月25日に、あのー、こっちの昼過ぎ、昼から、」 わたしM 「はー、」 わたしM 「あのー右手に、あのー、」 XさんFM 「ひそこの中に、ずっと、昔のね、入っている。それは、へいぜいは自分たちができない。ただな。5月の15日に、6月25日、その、またその先には、お正月に、トゥシミルといってね、」 わたしM 「はい、」 XさんFM 「そのウヒダチって、その道具がこっちに、うかちゃーし、」 わたしM 「はい、」

      • くくるんにーじゅ 【6】

        XさんFM 「こっちは、しんじょだいから、あっちに、あのーまるで、前のあれがあるから、毎日あそこ、開(ひら)かれないで、」 わたしM 「はい、」 XさんFM 「あの、5月と6月が、こっち、おりだちしで、」 わたしM 「はい、」 XさんFM 「またあの、ろーぷんやー、」 わたしM 「はい、」 XさんFM 「ろっぷいんじゃー、」 XさんFM 「それー、あっちで、」 XさんFM 「ちーちーおばたま、こっちの仏壇から、」 わたしM 「はい、」

        • くくるんにーじゅ 【5】

          XさんFM 「あれ、」 XさんFM 「ひまがあったらねー、」 わたしM 「はい、」 XさんFM 「あの6月に、」 XさんFM 「5月、それ、ウマチーこと、」 わたしM 「はい、」 XさんFM 「よくならうん、」 XさんFM 「5月の15日、6月25日の、旧に、」 わたしM 「はい、」 XさんFM 「とみやるから、ちょっと、こっちに、いらっしゃって、」 わたしM 「はい、」 XさんFM 「見いたり、聞いたり、あの、」 わたしM 「ぜひ、よろしくお願いしま

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          くくるんにーじゅ 【4】

          XさんFM 「そこに行って、」 XさんFM 「夕方まで、」 XさんFM 「ほそん、」 XさんFM 「その次は、また、9月に、ウタキメーといって、あのカミに、カミさんさいだー、こっち来て、ウムイやって、」 わたしM 「はい、」 XさんFM 「それだけ、こっちはやって、」 わたしM 「はー、」 XさんFM 「ニージュであるから、」 わたしM 「はい、」 XさんFM 「あのー、みんなカミさまに、前に来て、ウムイやって、」 わたしM 「はい、」

          くくるんにーじゅ 【4】

          くくるんにーじゅ 【3】

          XさんFM 「そこにつくって、」 わたしM 「はい、」 XさんFM 「そこで、かみさま、またシンジして、」 わたしM 「はい、」 XさんFM 「その次にまた、6月に、25日は、また、チンチンフー。こっちで、やって、うん、あっちに、ヌンドゥンチと、あるでしょう、」 わたしM 「はい、」 XさんFM 「そこからニシに、行ってねえ、そこからこっちに来て、それからまたニシに、あの、イミングアッチャといって、」 わたしM 「はい、」

          くくるんにーじゅ 【3】

          くくるんにーじゅ 【2】

          XさんFM 「それはね、んー正月、9月、もあるが、」 わたしM 「はい、」 XさんFM 「正月や、じぶんの、さきに、さげるウガンは、こっちのイエからやって、その次が字のニークであるから、字の人が、ウガンやって、その次にまたあのー5月に、ウマチー、」 わたしM 「はい、」 XさんFM 「おかみさま、うかみさまの、うしんじ、あっちでイエ建てて、」 わたしM 「はい、」

          くくるんにーじゅ 【2】

          くくるんにーじゅ 【1】

          1983年3月25日U集落Xさん宅にて、 わたしM 「だいたい、聞けますから、」 わたしM 「はい、」 わたしM 「こちらでですね、ツマガナシーとか、」 XさんFM 「はい、」 わたしM 「それから(旧)6月のウマチーなんかの時、こちらに、拝みにくるという話、聞いたんですけど、あのー、どういう風に拝むのか、ちょっとだけ教えていただけませんか?、」 XさんFM 「あの、ウガンですか、」 わたしM 「はい、ウガンのこと、」

          くくるんにーじゅ 【1】

          ㇰアー マタ ソースン 【終】

          X-2さんFM 「また、こっちにねー、」 わたしM 「はい、」 XさんM 「ゆっくりしたら、いいのに、」 わたしM 「えー、はいはい、もう、」 XさんM 「はっはっは、」 わたしM 「はい、ごちそうさまでした、どうもありがとうございました、」 X-2さんFM 「また、おいで、」 わたしM 「はい、もう喜んで、」 X-2さんFM 「質問わかㇼりましたかㇻら、」 XさんM 「いつでもまた、来なさいよ、」 Xさん、X-2さんありがとうございます。読んでいただいて

          ㇰアー マタ ソースン 【終】

          ㇰアー マタ ソースン 【69】

          X-2さんFM 「たも、たーもー、ぃもー、」 わたしM 「それでは、」 X-2さんFM 「うん、たもー、あせってごㇻらん、はー、柔らかくて、みきあㇽるものかって来て、こんなに、こなして、」 X-2さんFM 「柔ㇻらかくておいしいよ、」 わたしM 「ほんと、おいしいですね、」 X-2さんFM 「固くあㇼりませんかㇻら、こㇾれおいしい、」 わたしM 「そろそろ、次のところに行ってきます、」

          ㇰアー マタ ソースン 【69】

          ㇰアー マタ ソースン 【68】

          わたしM 「はい、」 わたしM 「これは、おかあさんの方の屋敷でしたっけ?、」 XさんM 「れんりんだけ、」 わたしM 「はー、」 XさんM 「うん、みっつぐらいかって、」 わたしM 「あーどうも、ごちそうさまでした、ほんとうに。」 X-2さんFM 「えーねー、」 XさんM 「うえに上がったらよかったのに、」 X-2さんFM 「へっへ、」 わたしM 「いやー、どうも、」

          ㇰアー マタ ソースン 【68】

          ㇰアー マタ ソースン 【67】

          X-2さんFM 「両親の、」 わたしM 「えー、」 X-2さんFM 「公民館の前は、あげて、」 わたしM 「えー、」 X-2さんFM 「公民館の運動場になっていㇽる。」 X-2さんFM 「すぐねー、」 X-2さんFM 「公民館の前にイエ、あㇼりました。」 わたしM 「あーはー、」 X-2さんFM 「だかㇻら、こっちい、」 X-2さんFM 「買ってえ、」 X-2さんFM 「ヒトの屋敷であったかㇻら、買って、造ったやつです。」

          ㇰアー マタ ソースン 【67】

          ㇰアー マタ ソースン 【66】

          わたしM 「あーはー、」 XさんM 「ん、んふ、」 わたしM 「妹さんなんかは、入ってないんですか?幼くして亡くなった、妹さんとか弟さんとか、お父さんの、」 わたしM 「おじさんに当たりますからね、」 XさんM 「うん、」 わたしM 「そんな方は、いらっしゃらなっかたですか?」 XさんM 「うん、いないよ、なに、あれ、あれはもう、長男は、長男がそのホンケを持って、また次男は、次男のまた、あれはまたもう、ろっこからの、うん、何代めの、あれとして、めいめいあのお墓は造

          ㇰアー マタ ソースン 【66】

          ㇰアー マタ ソースン 【65】

          XさんM 「そのくらいまた、」 XさんM 「めうえのまた、お墓造るからね、」 わたしM 「はー、」 XさんM 「本島はまあ、長男、次男、三男とか、門中ばかいうて、みんな、」 わたしM 「はい、」 XさんM 「みんな向こうに、入られるが、こっちはもう、あれは悪いって、」 わたしM 「んーん、」 XさんM 「次男三男も同じところに入るのは、悪いらしいよ、またあの、長男なんかでもまた、キョウダイ持つのは、悪いって、そんな迷信で、」

          ㇰアー マタ ソースン 【65】

          ㇰアー マタ ソースン 【64】

          XさんM 「長男、」 XさんM 「長男、次男、」 XさんM 「次男、三男、四男、なん、五男でもね、あの、めいめいもう、今はうちはもう、べっこにするでしょう、」 わたしM 「あー、」 XさんM 「長男がうちうちにねー、」 XさんM 「次男三男、しかまもーめ、みんなみんな、めえくらまたうちつくって、てをはなそべまだ、」 わたしM 「あー、そうですか、」

          ㇰアー マタ ソースン 【64】

          ㇰアー マタ ソースン 【63】

          わたしM 「向こうのYMZのお墓には、お父さんのお兄さんが入ってるんですよね?」 XさんM 「はい、」 わたしM 「お兄さんとか、もっと上の方も入ってるんですか?」 XさんM 「ほら、さしもの、おじいさんとか、」 わたしM 「はー、あのー、ご兄弟は、一人しか入ってないんですか?」 わたしM 「お父さんのご兄弟、」 XさんM 「こっちもねー、あのー、んんんん、」

          ㇰアー マタ ソースン 【63】