急増する #ラテ系オタク とは?名付け親が解説します!
こんにちは、 #ラテ系オタク のトレンド情報やオタ活が楽しくなるヒントをお届けする"オタ活応援メディア"のQUNです。
今回は「ラテ系オタクって何なの?」という方に向けて、彼女たちの主な特徴をお伝えします。
「ラテ系オタク」とは?
#消えそうな色コーデ や、ベージュ系のファッションを好むオタクの名称。ハッシュタグ #お洒落なジャニヲタさんと繋がりたい を中心に増え続け、様々なジャンルのオタクに派生している。2019年10月にオタ活応援メディア"QUN"が、フォロワーアンケートを元に命名。
ラテ系オタクが増加している背景には、ナチュラル系の韓国ファッション・雑貨ブームや、RiLiを始めとするインスタ発キュレーションメディアの台頭があると考えられます。
QUNが「ラテ系オタク」と名付けた理由
なぜQUNが、ベージュ系ファッションのオタクを「ラテ系オタク」と名付けるに至ったのか?そこに込めた思いや経緯をお伝えします。
①ピンク系の「量産型オタク」と区別するため
QUNがストーリーズでフォロワーさんとコミュニケーションを取る中で、ベージュ系ファッションのオタクを量産型オタクの一部と考える人とそうでない人が混在していることに気づきました。
これは同じ見た目のオタクがたくさんいる=量産という言葉の意味そのままで捉える人と、量産型=ピンク系のガーリーなファッションというイメージ先行で考える人がいたためです。
どちらも主張としては納得出来るのですが、全く異なるファッション性を持ったオタクを同じ量産型とカテゴライズするのは、QUNを運営する上で不便なことが多かったので区別しようと判断しました。
②ファッションの多様性を尊重するため
前述の通り、ラテ系オタクは #お洒落なジャニヲタさんと繋がりたい というハッシュタグが起源となっています。
しかしベージュ系ファッションを「お洒落」としてしまうと、それ以外のファッションを好きな人は「お洒落じゃない・ダサい」という誤った認識が生まれ、多様性を阻害する可能性がありました。
そこで「お洒落」以外の言葉で、彼女たちを分かりやすく表現する名称をフォロワーさんと一緒に考えました。
以上、マーケティング(①)・多様性(②)という2つの観点から、ラテ系オタクという名称が生まれました。
※実はベージュ系ファッションのオタクの名称を考えて浸透させることは、QUNの運営当初から計画しており、KPIのひとつに設定しています。
名称が決定するまでのフォロワーさんとのストーリーズでのやり取りは、Instagramのハイライト「ラテ系オタク」にまとめていますので、興味がある方はぜひご覧下さい🥳
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ここからは具体的にどういう子たちが「ラテ系オタク」なのか、QUNの投稿を元に解説します!
特徴その①:参戦服は「消えそうな色コーデ」
ベージュやアイボリーなど、彩度・コントラスト低めの色味を使ったファッションが彼女たちの定番です。
また、リボンやフリルにミニスカートなど「赤文字系雑誌的な女の子らしさ」が特徴の量産型オタクに対して、装飾を削ぎ落としたシンプルなデザインやパンツスタイルが人気なのも特徴です。
特徴その②:推しのメンバーカラーは取り入れたい
ベージュ系ファッションが好きなラテ系オタクにも、「推しのメンバーカラーを取り入れたい」というオタク心はしっかり根付いています。
QUNでもメンバーカラーを取り入れた参戦服の特集をしましたが、リーチ数や保存数などの定量的な評価・DMやストーリーズの反響=定性的な評価ともに良い結果が出ています。
ただしファッションに取り入れる場合は、原色ではなく彩度低めのくすんだ色にするのがポイントです。
前述の緑コーデ特集では、くすんだ緑を取り入れたファッションをInstagramで検索するのに役立つハッシュタグを最後のページで紹介しています。
ラテ系オタクっぽいメンバーカラーコーデを知りたい方は、ぜひチェックしてみて下さい。
特徴その③:カフェ活もオタ活に🍨
Instagramにはお洒落なカフェの投稿が溢れていますが、これもオタ活にしてしまうのがラテ系オタク!
かわいいドリンクやフードと一緒に推しの生写真やアクリルスタンドの写真を撮るのが定番です。
中でも人気なのが、推しのメンバーカラーを取り入れられるカラフルなドリンクです。
QUNでは数多くのカフェを紹介して来ましたが、カフェラテ(茶色・ベージュ)よりもクリームソーダ(カラフル)の投稿の方がリーチや保存数が格段にUPしました。
いいね数はあまり変わりませんが、保存・シェア・プロフィールへのアクセス数に著しい変化が見られます。
特徴その④:トレードマークは #epineトート
缶バッジ等のグッズが敷きつめられた"痛バッグ(痛バ)"や、メゾンドフルールのトートバッグなど、オタクファッションの傾向は常にバッグに現れます。
ラテ系オタクも例外ではなく、彼女たちのトレードマークになっているのが、アパレルブランド「épine(エピヌ)」のトートバッグです👜
コンサート会場で、最近よく見かける方も多いのではないでしょうか?
他のブランドでも似たようなキャンバス生地のトートが販売されていますが、圧倒的人気はépineです。何度も再販されていますが、通販は常に完売状態だからすごい👏
そして写真のように、トートバッグにうちわを立てて記念撮影をするのが彼女たちの定番です。
特徴その⑤:応援グッズは視認性<かわいさ
オタ活に欠かせないのがペンライトやうちわですが、ラテ系オタクの手作り応援グッズには従来の価値観を覆すような変化が見られます。
それは「視認性よりもかわいさ重視」という点です。
従来の手作り応援グッズは「推しから視認される→ファンサービスをもらう・応援の気持ちを伝える」ことが主目的でしたが、彼女たちはそれとは別に「記念写真を彩るフォトプロップス」的な感覚でペンライトやうちわを持参しています。
これらはスマホアプリや100均のハンドメイドグッズ等を駆使して、すべて手作りされています。"モノ"自体のクオリティに加えて、写真の技術も非常に高くて驚きます✨
なお、布うちわと呼ばれる立体的な装飾のうちわは基本的にジャニーズのコンサートでは公式ルールの規定外なので、使うのはあくまで会場の外です。
コンサート中は別途用意した規定の範囲内かつ視認性の高いデザインのうちわを使用しているので、参戦時は大量のうちわがバッグに入っているそうですよ😳
※QUNのアンケート結果では平均が3〜4枚で、中には10枚持っていくという強者も!
まとめ
ラテ系オタクの主な特徴をご紹介しましたが、いかがでしたか?
これまでは写真メインで「彼女たちが何に心動かされ、行動するのか?」をお伝えして来ましたが、ラテ系オタクという名称が広がりつつある中で、誤った認識を持たれないように今後は言葉でも発信していきます。
「わたしもラテ系オタクを目指したい!」オタクの子たちや、「オタ活消費について知りたい」企業の方などの参考になれば幸いです。
それでは、また次回の記事で👋
𝗤𝗨𝗡 | 𝗺𝗮𝗴𝗮𝘇𝗶𝗻𝗲(きゅん)
2019年4月に開設された「ラテ系オタク」のトレンド情報や、オタ活が楽しくなるヒントをお届けする"オタ活応援メディア"。企業とのコラボ商品開発や、イラストレーターを起用したコンテンツ制作等も手がけています。お仕事のご依頼はInstagramのDMからご連絡下さい。 https://www.instagram.com/qun.mag/