なぜ今、ウェブメディアは終了していくのか?
それは、
リセッション懸念だあああああい!
深刻そうなタイトルを付けてしまったのでめちゃくちゃバカっぽい始まり方をしてみました。
僕の中ではこのお話は、この140文字に集約されています。
本noteは、なぜウェブメディアが終了してしまうのかわからない方への手紙となっております。
結論から言うと、リセッション(景気後退)に対する懸念です。
「守りの経営をする季節ですよ〜!」ってことです。
世界経済はだいたい10年に一度くらい、バブルが弾けます。
1987年 ブラックマンデー
2001年 インターネットバブル(ドットコムバブル)崩壊
2008年 リーマンショック
なので、「次、そろそろだね〜」ということなんです。
日本のIT起業家の方々も、これについて発言をしている人は少なくありません。
CAMPFIREの家入さんとか。
家入さんのこのタイミングのツイートは、憶測ですが、逆イールドの発生をきっかけにされているのではないかと思われます。
あとは、ドリコムの内藤さんとか。
(内藤さんのこのFacebookの投稿は本当にためになるからみんな読んで!)
ただ、まあ、仮に世界経済がめちゃくちゃになろうとも、やることってあんまり変わらないですよね。備えたいけど、ふつうに日々、お仕事をしているだけの人は、そんなに備えようがないですもん。「とにかくなるべくお金を使わないようにしよう」って考え方もあるかもしれませんけど、それでは景気は悪くなる一方だしね。
じゃあその中で、僕のようなイチ編集者は何が出来るのか、何をしたらよいのか、備えたらよいのか、ってのはいろいろ考え方はあると思うのですが、これもまあ、やること自体はあんまり変わらないです。
日々、淡々と、いいもの(記事とか)をつくるしかない。
僕はただ、どんなときも、テキストの力や、インターネットの力や、それをとりまくカルチャーの力をひたすら信じています。
「ウェブメディアはもう儲からない」みたいな言い方は、絶対にしたくない。その力を強く信じているから。好きだから。
そこにパワーを与えられるかどうかって、自分がどういう信念でそのもの(ここではウェブメディア)と向き合えるかどうかだけだと思います。
「不景気で儲からねえから(テキストを主体とした)ウェブメディアやるのもうやめようぜ! 読者にも飽きられてるし!」という方がいるのであれば、厳しい言い方をしますけど、さっさと退場していってもらえたらよいと思います。
愛のある人だけが残ればいいです。そして僕は、贅沢なワガママではありますが、そこに愛のある人とだけ仕事をしたい。