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映画でおかわり🍸️『ジョーズ』原点にして究極🦈

でーでん🦈
 でーでん🦈
  でーでん🦈
モンスターパニック映画、サメ映画の金字塔『ジョーズ』の雑談でございます。
ネタバレありきですので、ネタバレお嫌な方は、早く水から出て砂浜に戻って下さい🦈
ていうか、知らない人いるんかな??
そんくらいの名作ですなぁ。

スピルバーグシステムの凄さ

スピルバーグ監督には色々、思うところがありますが。
腐るほど映画を見てた子供でしたので、この映画のテクニック、ギミックの凄さには早くから『すげー❗』と思ってました。
ジョーズは原点にして最高峰。
で、ここからパターン化したものが、沢山あります。
それは苦肉の策から生まれたものだったりするのですが、今や鉄板です。

一、【あえて見せない】
ジョーズでは、サメロボットの故障が連発したり素材がダメになったりで、撮影が遅々として進まなかったそうです。そこで、もういっそサメじゃなくて被害者写したらよくね?となったとか。
肝心のキルシーンでも、サメは殆んど現れず、むしろサメ視点で被害者が写ります。サメの姿は精々、背鰭が水面を切り裂くように進むシーンのみ🦈
これにより、見えない恐怖、見られている恐怖をあおっています。
これは後のスピルバーグ監督作品、製作総指揮作品でも乱発されるギミックです。一番分かりやすいのはジュラシックパークですかね🦖
モンスターや脅威が見えない方が、人間は恐れる訳ですなぁ😱 

こーゆーのですね🎥

二、【さえない主人公】
なんかとにかく、普通の人、親戚のおじさんみたいな人を主人公にする事で、親しみ易かったり、お話のリアリティも向上させています。
ロイ・シャイダーさんは、そこそこの知名度だった事で抜擢されたとか。喜んでええんかな😂
シュワルツェネッガーやスタローンのようなスーパー兄貴ではなく、近所の兄ちゃんが主人公であるのは、迫りくるヤマ場がより困難になる事にも繋がっています。
シュワちゃんなら、丸腰でもサメと戦えそうやもんね👊
そこらにシュワちゃんいてへんし、サメよりモンスターやん😂

三、【人災】
これです。これこそ、スピルバーグの真骨頂。
これは……嫌いな人は大嫌いでしょう。
ダメな人、アホな人、しょーもない人たちが、事態を悪化させるんです。
なんでやねん❗的な事から、なにさらしとんねん💢的な事まで、り取り見取りwww
スピルバーグ作品、アホの見本市ですねん💨
『アホがやらかした』
これをやれば、どんな展開でもやれますのでこんなおいしいもんはありません。
ジョーズはこれの塊で成り立ってます🦈
例えば、最初の犠牲者が出た後、観光収入にダメージを被るとの市長の判断から、サメの獣害を隠蔽しました。この結果、二人目の犠牲者が出てしまいます。ここで海開きを送らせてたらねえ……映画終わりますね🦈

どんな犠牲者より、この最初の遺体がカニだらけでグロい🦀

その第二の犠牲者の子供も、母親が目を離してたので人災と言えます。あの母ちゃん、いきなりブロディ署長にビンタくれて、ムカつかないすか?
いや、あんたかて息子見てへんかったやん。本読んでたやんけ。サメおらんくても、溺れたり、高波にさらわれたりあるでしょーよ。自分の事、棚にあげてさあ。
そして息子の敵討ちにサメに賞金をかけてしまいます。
あーあ、賞金目当てのアホが来るわ、来るわ💨
そいで、イタチザメが釣れたから、大喜び🎣
あの、あんな釣竿で釣れるサイズのサメではないと思うんやけど……
お陰で『一件落着✌』みたいな空気になってもーて、また市長はそれで楽観視して……
フーパーが解剖してみたら案の定、シロ……
サメって何だか分からないものは取り敢えずかじってみる習性があるそうなので、食べる為に噛みついてくる訳でもないんですね。せやから、あの解剖もあんまり意味はなくて、噛み痕のサイズ違う時点で、もう別個体ですねんΣ( ゚Д゚)
そうして続く、第三、第四の犠牲者……
あの流れは笑ってまいますねΨ(`∀´)Ψケケケ

何よりクイント❗
あのおっさん、何も出来てないと思うのあたしだけですか?
あんなタル、全部打ち込んでも、屁でもないと思うんやけど……あの図体だよ?ていうか、噛み砕いちゃうんじゃね?
サメを疲弊させて、港まで牽引していくつもりなんやと思うけど、あの図体、引っ張れるか?
オルカ号はなんもせんでも沈みそうなボロ船やし(撮影中にホントに浸水したらしい)
とどめに、無線壊しよった📻️ 

サメではなく無線機を仕留める勇姿😂

このおっさんは、ひでーと思います。プロだからこそ、歯が立たないと判断して、引き返すなり、応援を頼むなりするべきやった。ジョーズだけに。
やられてもーたので、お金払わんでよさげだから助かりましたけども。欲かくとろくな事になりませんね💸

食事の後にぷらぷらしとるのはクイントの一部?

せやけど、人災が重なるのは、リアルです。
災害や事件の度に、それを悪化させる行動をしてまう人や、踊らされてまう人がいるのも事実。
人間の愚かさが一番ヤバいよ、とスピルバーグは言いたいんかもしれません。
そんな説得力があるからこそ、不愉快でもあるんでしょうなぁ。

頑固一徹すぎる

ジョーズは当初55日間の撮影スケジュールでしたが、結果を見れば155日間掛かっています。
なめてんのか💢と会社やスタッフは思ったことでしょうが、あーだこーだ言いながらも妥協せずに継続してんの草
スピルバーグは中途半端で投げ出したくは無かったんでしょうなぁ。
予算も倍以上になってしまい、背水の陣だったとも言います。ここまで来たらやるしかねえ❗的な。
そして、脚本の変更につぐ変更。
これには演者も困ったでしょうし、脚本家や原作者にも失礼です。4、5人脚本が変わっていて、最終的にはほぼ監督の案で押し通したみたいですね。最初からそれでええやん。原作もののはずが、全く別物になったそうですが、結果オーライ👍と、26歳のスピルバーグの執念よ🔥
我が儘わがままを押し通した大博打に喝采ですわ😁

宣伝の威力

そうして予算も期間も大幅にオーバーしたジョーズは、支出を回収すべく、また、勿論素晴らしい出来映えだった事もあり、ユニバーサルは絶対の自信をもってかつてない宣伝を行い、当時史上最高の興行収入を叩き出します。
これは、批評家からは『どんな酷い作品だろうが、あんだけ宣伝すれば売れる』と批判の種にもなりました。
事実、ジョーズは2、3、4(リベンジ)と続編が出る度に低評価の駄作となっていきますが、宣伝とネームバリュー、ブランド力によって、それなりの収益を出しています。

サメ映画、アニマルパニックものの礎

ジョーズ以前にも低予算(いわゆるB級)の作品ではあったと言いますが、それは実物のサメを撮るドキュメンタリー風だったり、湖で撮影したクオリティの低いものだったそうです。
ジョーズの成功は、モンスターものでも莫大な利益につながるという事で、間口を拡げ、同じようなサメ映画や動物によるホラー映画、スプラッタ映画の隆盛をもたらしました(キングコングなど怪獣映画、人情話よりのものは、はぶくとして)
アリゲーター、グリズリー、ピラニア、アナコンダ、雪男……これはちゃうか💨
ストーリーなんかなくてもいい❗サメが暴れれば楽しいんだ🦈という人すらいてますからねww

サメが暴れりゃいいんだ映画代表🦈

シャークネードだの、シャーキュラだの、シャークトパスだの、ワケわからん映画増えよって😂
なにげにこのダブルヘッドシリーズが一番、笑えますわ😂
中でもトリプルヘッドは爆笑😂
うひゃひゃひゃひゃwww

ケンカしないように犠牲者が3人ずつ出てくるの草

悪ノリ作品は置いといて……
真面目な作品でも、あの元祖ジョーズの緊迫感や恐ろしさに及ぶものはありません。
な、なんと公開から50年!?半世紀経っても色褪せない、恐らくは、百年後も残る名画でしょう🦈

最後に…………
サメたちは特に悪くもありません。
これはアニマルパニックものの絶対条件です。
彼らは懸命に生きているだけで、それを乱すのは人間なのですから。
オルカも良かったですなぁ😭

『くたばれ、化け物❗』

彼らからしたら、人間こそ化け物でしょう…………
合掌🦈

ぷっぷー🐰おいらの子分🎵

あざます💕

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