【2024年度】楽天イーグルス:ドラフト予想

早いもので、ドラフト会議まで1ヶ月を切りました。様々なメディアにてドラフトの予想や番付などがなされる中ですが、勝手に楽天イーグルスのドラフトを予想していきたいと思います。

1位 金丸夢斗 関西大

1位では関西大の金丸選手を予想しました。正直、今年の楽天の1位は本当に読めないです。今年のチーム成績では圧倒的に投手防御率が低いので、1位で野手に行くことは考え辛いです。まして、今年はスラッガーと呼べる選手がほとんどおらず(青学西川や大商大渡部は中距離タイプ)、佐藤輝明や安田悠馬クラスの選手はいないでしょう。強いて言うと日本経済大の林が未知数ながら最もスラッガーに近いです。
また、現在の楽天はGMが不在であり、来季も今江監督が続投しそうなことを考えると、やはり1位は即戦力投手の可能性が高いでしょう。

1位で即戦力投手を獲得するとなると、候補ははっきり言って金丸、中村優斗の2択でしょう。
私はこの2人のうち、金丸選手の方を予想しました。理由は単純に消去法です。中村選手も投げてるボールはえげつないです。しかし、高田孝一や松井友飛等の高身長右腕を好む楽天が、身長180センチ未満の中村選手をあまり高く評価するとは考えづらいです。また、金丸選手は秋のリーグでは主にクローザーを担っており、荘司をクローザーにしようと考えていた今江監督ならば、金丸を同じようにクローザーとして考えている可能性も否定できません。(大変恐ろしいことです

また金丸中村両選手を比較すると、リーグ成績が圧倒的に金丸選手の方が優秀なんですよね。中村選手は同じ愛知一部だった名城大の岩井選手(昨年ソフトバンク2位)の成績と大きな差がないんです。これらの理由から、1位にはやはり金丸選手の方を予想しました。

※2位以降は金丸選手の抽選を当てた前提で予想していきます。ハズレのパターンを考えるとここでは長くなりすぎてしまうためです。
余談ですが、金丸選手を外した場合は富士大の麦谷選手に行くと思ってます。(ウェーバー的に2位だと西武に指名されそうなため)

2位 箱山遥人 健大高崎

2位では健大高崎の箱山選手を予想しました。箱山選手はU18にも選出された高校生No.1捕手です。打っては通算35発、守っては二塁送球タイム1.85秒を誇るまさに"打てる捕手"です。箱山選手を指名することで、慢性的なスラッガー不足の解消と次世代捕手の担保の両方を解決することが出来ます。同じ高校生捕手だと、横浜高の椎木選手と迷ったのですが(藤平や渡邊などOBも複数人いるため)、箱山選手は井上スカウトから大絶賛するコメントが出ているため、箱山選手の方を予想しました。

余談ですが、楽天界隈では「捕手は安田がいるから大丈夫」と楽観視してる人が多数見受けられるのですが、その安田は来年で26歳と若手と呼べない年齢になってしまいます。さらに、それ以下の捕手は育成の水上と江川しかいないという、かなり厳しい現状にあるのです。

3位 竹内翔汰 立命館大

3位は本当に悩みました(難しすぎて先に4位以降を考えた)。「この選手は残ってない」or「この選手は高掴み」の繰り返しでした。考えた候補としては山口廉王(高身長高卒投手が豊作な今年に3位で行くのはリスキー)、飯山志夢(プロ志望届未提出9/29現在)など。
竹内選手は広角にボールを飛ばせるのが魅力の外野手です。守備や走塁に関しては中の中という感じで、肩が弱いわけでも足が遅いわけでもないです。この手のタイプ(そこそこの脚力とパンチ力を持ってる打者)は割と楽天が戦力化するのが得意なタイプです。コンタクト力を伸ばすのは上手い球団ですのでね。理想は島内選手ですかね。
指名理由はズバリ辰己選手の後釜の補強です。辰己選手は2025年オフにFA取得予定であり、楽天は資金難なのでFAを行使されたら引き止められないでしょう。今の時代打って守れて走れるセンターは価値が高いのです。そこで立命館の穴は立命館で埋めよう!ということです。
LF竹内、CF中島、RF小郷という感じです。

4位 藤井優矢 東日本国際大

4位では東日本国際大の藤井選手を予想しました。24春のリーグ戦では5勝0敗、防御率0.72と圧倒、秋は成績を落としていますが評価が大きく下がることは考えづらいです。また、藤井選手の大きな特徴が四死球の少なさです。リーグ戦では2点台、国際大会では9回を投げ四死球0を記録しました。
また、藤井選手は秋田出身であり、今に至るまで東北の小中高大でキャリアを送っており、地元路線でいきそうな楽天とニーズが合致しています。このような理由で4位予想をしました。

※藤井選手はプロ志望届を提出しませんでした。

5位 荒巻悠 上武大

5位では上武大の荒巻選手を予想しました。荒巻選手は飛距離が魅力の一塁手です。現状楽天の一塁は鈴木大やフランコがメインで守っており、守備や打撃を考えても正直物足りない状況です。また、近い世代の吉野や前田や入江等の選手が右打ちなのを考えても、メインが一塁の左のスラッガーは補強ポイントと合致します。キャリア通算OPSも1点を超える化け物っぷりを見せ、同じ上武大出身のブライト選手や進藤選手と比較しても見劣りしない打撃成績を残しています。

6位 岸本佑也 奈良大附属高

6位は奈良大附の岸本選手を予想しました。投手兼遊撃手の選手ですが、ここでは遊撃としての指名です。岸本選手の本塁打の動画がYouTubeで見れるのですが、高校通算4発とは思えないエグいスイングをしております。また、投手として140㎞後半を記録するだけあって、肩もえげつないです。あまり映像がないので動作的な話はできませんが、境遇的には今宮選手や村林選手と近い気がします。個人的な考えなのですが、昨年指名したワォーターズ選手がなんだかんだで外野に回りそうな気がするので、2年連続での高校生遊撃手の指名もあるのではないかなと予想しました。まぁ、いずれにしても楽天は身体能力の高い遊撃手が好きな気はします。

7位 菊地ハルン 千葉学芸高

7位は千葉学芸高の菊地ハルン選手と予想しました。菊地選手は2メートル103キロと異次元の体格を持ち、最速149㎞の直球が魅力です。楽天がこの手の大型右腕を好むのは言うまでも無く、スカウトコメが出てることもあり指名の可能性は高いと思います。横浜隼人の沼井選手も同じくスカウトコメが出ており迷いましたが、沼井選手は奪三振率や被打率等の指標がイマイチなのもあり菊地選手の方を予想させていただきました。ただ、チームの指名方針としては、成績よりもメカニクスの方に重きを置かれるでしょうから素人の私には分からない部分が多いです。

8位 金渕光希 八戸工第一


8位では八戸工大一の金渕選手を予想しました。金渕選手は左のオーバースローでノビのある真っ直ぐと変化球のコンビネーションで三振を量産する投手です。
若干の出力不足は否めないものの、下位でじっくり育成したい選手です。出身地も青森県で、地元からの指名を予想しました。

以上となります。以下予想一覧です。

1位 金丸夢斗 投手 関西大
2位 箱山遥人 捕手 健大高崎
3位 竹内翔汰 外野手 立命館大
4位 藤井優矢 投手 東日本国際大
5位 荒巻悠 内野手 上武大
6位 岸本 也 内野手 奈良大附属
7位 菊地ハルン 投手 千葉学芸
8位 金渕光希 投手 八戸工第一

ここまで書いて気づいたのですが、独立・社会人から誰も選んでませんでした。楽天は独立から指名することは少ないのですが、社会人からは割と指名します。犬鷲にあやかって鷲尾とか指名しそう。あとはおごゆきに味を占めて富士大ドラフトとかもしそう。GMが不在のドラフトは恐ろしいですね。お読みいただきありがとうございました。

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